プレスリリースでKDDIが正式に電力小売市場に参入することを発表しました。
10月20日に経済産業省・資源エネルギー庁の電力小売事業者登録の申請を済ませました。
auでんきを発売
「auでんき」として2016年4月の電力自由化に合わせて電力小売を開始する予定です。
携帯料金とのセット割をメインに据えて、スマートフォントを使用することによるサービス展開を予定しています。
また、既存のauショップを生かして全国的に電気販売を行う模様です。
電力小売申請が正式に受理されていなく、託送料等の詳細も発表されていないので、サービス内容やプラン内容の詳細はまだ未定となっています。
携帯大手3社の温度感の違いが顕著に
今回発表の合ったKDDI(au)は積極的に電力小売販売を自社で進めていく戦略です。
NTT docomo、ソフトバンクの大手携帯キャリアはどうなのでしょうか?
ソフトバンクは早い段階から電力市場に興味をしめし、東京電力との提携を正式に発表しています。
発電事業に特に積極的で、SBエナジー、SBパワーを新規設立しています。
しかし、ソフトバンク単独での電力小売販売が行われるかはまだ未定です。
携帯料金と東京電力のセット割のみの実施になる可能性もあります。
一方、NTT docomoはまだ電力市場への参入を正式には発表していません。
一部で中部電力との提携ささやかれていますが、NTT docomo単独での電力販売はまだまだ未定です。
ここにきて、電力とのセット割の本命と言われてきた携帯電話の大手三社の対応に違いが出てきました。