春から新生活を始められた方も、一人暮らしの際にかかる電気代の平均を知っていないと自分が電力を使い過ぎなのか、そうでもないのかも分からないですよね。もちろん環境やその人の使い方や、季節によって大きく変わってくるのですが、ここで、一人暮らしの電気代の平均を紹介するので是非参考にしてください。
男女、年齢別 過去3年間の電気代まとめ(一人暮らし)
平均 | 2014年度 | 2013年度 | 2012年度 | |
男性 ~34歳 | 3,139円 | 2,951円 | 3,211円 | 3,254円 |
女性 ~34歳 | 3,634円 | 3,579円 | 4,061円 | 3,262円 |
男性 35歳~59歳 | 4984円 | 4,921円 | 5,054円 | 4,977円 |
女性 35歳~59歳 | 5,482円 | 5,696円 | 5,572円 | 5,179円 |
男性 60歳~ | 6,205円 | 6,772円 | 6,195円 | 5,648円 |
女性 60歳~ | 6,220円 | 6,418円 | 6,282円 | 5,961円 |
やはり男性より女性の方が電気代は高くなる傾向にあるようです。
理由としては男性に比べドライヤーやヘアアイロンなどの美容家電に費やされる電力が大きいことが挙げられます。年齢が上がるにつれて電気代も高くなっているのは一体何故でしょうか?
これは一人暮らしの方=独身と考えられるため家族を養う必要がなく経済的に余裕が出てくるといったことが考えられます。更に、家にいる時間の長さが電気代に直結するため仕事を退職されはじめる60歳以上の方が最も電気代が高くなるのです。
電気代を安くする方法
一番簡単に電気代を下げる方法は契約アンペアを下げる事です。契約変更は手間がかかるので少し面倒という人もいると思いますが、アンペア契約を変更する方が電気代を節約するよりもずっと簡単に節約ができます。まずは、アンペア数を変更を検討してみましょう。
東京電力の従量電灯Bプランのアンペア数
アンペア数 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
料金 | 280.80円 | 421.20円 | 561.60円 | 842.40円 | 1123.20円 | 1404.00円 | 1684.80 |
2015年5月時点の料金になります。詳しくは東京電力HPをご確認ください。
アンペアの目安
どの家電にどれほのアンペアが必要か。そんなこと知っている人は少ないと思います。
代表的な家電で見てみると、
テレビ:3A
エアコン(立ち上げ時):12~15A
ドライヤー:10~13A
このくらいのアンペアが必要です。あくまで、目安ですので使っている家電をチェックしてみてください。
参考資料:アンペア変更目安。電気代節約のための契約アンペアの選び方。
一人暮らしの電気代は3,000~3,500円前後を目標に!
電気代は日々の暮らしを照らし出す大切な指標です。まずは自身の月々の電気代をしっかり把握して、同じような生活スタイルの方の平均電気代と比較してみて下さい。
ただ、人それぞれ生活スタイルは違いますし、電気の使い方も違います。日々の生活で無理をして電気代を削減するわけではなく、自身の生活を見直し節電できる箇所や無駄に使っている所を把握して、無理なく生活していきましょう。
この記事を読んでいる方はこちらもチェックしています。
毎月送られてくる電気代の計算方法はこちら