24時間換気システムとは
24時間換気システムとは、自然換気のみではなく、強制的に室内の空気を入れ替える換気設備の事を指します。 技術の進歩により住宅の密閉性が高まると同時にシックハウス症候群などが問題となてしまったため、2003年に24時間換気システムは義務化されました。24時間換気システムにも種類がいくつかあり、使い勝手だけでなく消費電力も異なるためランニングコストが変わってきます。
「24時間換気システム」種類ごとの電気代目安
24時間換気システムの種類ごとの特徴と電気代の目安をご紹介します。
第1種換気システム
給気(空気を取り込むこと)にも排気(空気を排出すること)にも換気扇を用いるため、電気代は高くなりがちですが、自然換気を用いないため、調節しやすく安定した換気を行うことができます。機種によっては熱交換システムを搭載している場合もあり、冷暖房を妨げないものもあります。
第1種換気システムにおける電気代の目安は1か月あたり約580円です。(1kwh27円として計算)
第2種換気システム
給気に換気扇を使い、排気に自然排気を用いるシステムです。一般的に、住宅では採用されないため電気代は割愛します。
第3種換気システム
給気を自然給気で行い、排気に換気扇を用いるシステムです。よく第1種換気システムと比較され、消費電力が低いため電気代は抑えることができます。ハイブリッド式とも呼ばれます。作りも簡単なためメンテナンスはお手軽ですが、自然給気を用いるため、冷暖房の効果は妨げてしまう可能性が高いです。
第3種換気システムにおける電気代の目安は1か月あたり205円です。(1kwh27円として計算)
コストとお手入れのことを考えると第3種換気システムに利があるように感じます。
しかしながら、ペットを飼っいて空気の調節が重要である方などは第1種換気システムが有効かと思います。
今回は24時間換気システムについてご紹介しましたが、その他にも家電について、節約術や選び方などについて多数ご紹介しています。
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