F-Power 秋田県の地域電力会社、かづのパワーを支援。
新電力大手のF-Powerは、秋田県鹿角市で地域電力会社の設立をサポートし、自治体電力の地産地消に貢献します。
F-Powerの支援内容
F-Powerが、秋田県鹿角市自治体が設立したかづのパワーが受ける可能性のある設立当初の付加軽減を中心とした支援を実施する予定。
支援内容は、バランシンググループの組成がメインとなります。これは、F-Powerの中核事業の一つで、同社のノウハウを利用してバランシンググループを作ることで、かづのパワーが直面すると思われる設立当初の安定供給に対する不備を解消することが目的です。このほか、F-Powerの諸設備や人員を貸し出す形でのサポートも実施予定です。
かづのパワーの設立初期の事業内容
事業開始直後は、かづのパワーが地域電力会社から水力や地熱などの地域にある再生可能エネルギーによって発電された電気を買取り、市内で販売するモデルを目指します。
地熱、水力、風力の合計出力は約9万2000キロワットで、発電した企業はこれらすべてを電力会社に売電しています。
これらの電力の販売先を一部かづのパワーに変更してもらい、地域の再生エネルギーを地域内で消費する試みを実施します。
市によると地域電力会社は2億円の収入が期待でき、市の税収アップにつながるとのことです。これに加え公共施設も割安な電力を購入できます。
このプロジェクトのほか、F-Powerは北海道士幌町でも類似した支援を実施予定。今後も精力的に地域電力普及へ動いていくものと思われます。
参考:http://www.city.kazuno.akita.jp/cyousajigyou/image/44785download.pdf
http://www.city.kazuno.akita.jp/cyousajigyou/image/44784download.pdf