北陸電力の従量電灯制を紹介。
北陸電力の電力プランは数多くあります。もっとも一般的な電力プランは従量電灯制というプランで、その中でも従量電灯制Bというものが一般的です。
今回は、この従量電灯制というものがどういったプランなのかご紹介したいと思います。
従量電灯制とは、24時間電気の値段が同じであることが特徴のプランです。
しかし、常に契約期間中つねに電気の値段が一定なわけではなく、電気の使用量によって値段は変化します(これはどの電力プランでも同じです)。
これに加え、基本契約でも料金が変化します。
基本契約は10A(アンペア)刻みで、10A~60Aまで選択でき、どのAを選ぶのかによって料金が変化します。
以下、電力量による料金の変動グラフと、基本契約のアンペア数一覧です。
【電力量による料金の変動グラフ】(クリックして拡大)
【従量電灯制、基本契約アンペア数と、1か月の料金】
基本契約プラン | 1か月の料金(円) | 備考 |
10A | 231 | アンペア使用量の多い電化製品(ドライヤー、電気ケトル、オーブン、電子レンジなど)を単体でも使用すると一発でブレーカーが落ちます。 |
15A | 346.5 | アンペア使用量の多い電化製品(ドライヤー、電気ケトル、オーブン、電子レンジなど)をほかの電化製品と組み合わせて使用するとブレーカーが落ちます。 |
20A | 462 | 併用の仕方によっては、アンペア使用量の多い電化製品(ドライヤー、電気ケトル、オーブン、電子レンジなど)通常の電化製品を使用してもブレーカーは落ちなくなります。 |
30A | 693 | 特に併用する電化製品に気を遣わなくてもブレーカーは落ちにくくなります。 |
40A | 924 | アンペア使用量の多い電化製品(ドライヤー、電気ケトル、オーブン、電子レンジなど)を複数使用してもブレーカーは落ちにくくなります。 |
50A | 1,155.00 | アンペア使用量の多い電化製品(ドライヤー、電気ケトル、オーブン、電子レンジなど)を複数使用してもブレーカーは落ちなくなります。 |
60A | 1,386.00 | 何を併用しても日常的に使うものであればブレーカーは落ちません。 |
電力量のkWhは、電化製品のW数×使用時間数(~時間)で表されます。
例えば120wの電化製品を1時間使ったとすると120(電化製品のW数)×1時間(使用時間数)=0.12kWhとなります。
基本契約アンペア数を選択する際に注意すべきことは、自分が生活の中でしようする電化製品の合計アンペア数です。
使用電化製品の合計アンペア数が契約アンペア数を超えるとブレーカーが落ちてしまうためです。
例えば、契約アンペア数が10Aのときに電子レンジを使用するとブレーカーは落ちてしまいます。電化製品ごとの使用アンペアは下記表を参照してください。
電化製品 | 使用A数 |
電気ストーブ | 9.9A |
エアコン | 6.6A |
こたつ | 5A |
テレビ | 2.1A |
掃除機 | 10A |
アイロン | 14A |
ドライヤー | 12A |
冷蔵庫 | 2.5A |
電子レンジ | 15A |
炊飯器 | 13A |
IHクッキングヒーター | 20~30A |
食器洗い乾燥機 | 13A |
ドラム式洗濯乾燥機 | 洗濯時 2A 乾燥時 13A |
以上、従量電灯制のご紹介でした。電気契約時のアンペア数選択時や、節約のための参考にしてみてください。