環境に優しいものはコストがかかる。もはや、これが常識のようになっています。
そんなコストを払うことで環境に優しくなることができる制度があります。
カーボンクレジット制度です。
カーボンクレジットの仕組み
再生可能エネルギーで発電を行うことによって、火力発電などの従来の発電方式に比べてCO2排出量を大幅に削減することができます。
また、植林や自然保護の活動によってCO2を吸収することができます。
これらの削減量・吸収量をうることができる、それがカーボンクレジットの考え方です。
CO2抑制分を買った人は自分が排出したCO2分と相殺する事ができます。
この制度を利用することによってたとえCO2を排出していてもクリーンな電力として販売することができるのです。
カーボンクレジットの仕組みを利用するF-Power
新電力として電力小売市場に参入する予定のF-Powerの子会社G-Powerは100%クリーンなエネルギーとして電気を売りだす予定です。
しかし、G-Powerは需要量に対応できるだけの再生可能エネルギーによる発電所を持っているわけではありません。
このカーボンクレジットを利用することによってクリーンなエネルギーを実現しているのです。