必至で自転車をこげば電気を自給自足できるんじゃないか。
そんなことを子供のころに考えた方は多いのではないでしょうか。
マンガやアニメでは、自転車で発電して飛行機を動かすなんて描写がよくでてくる気がします。
しかし、現実世界でそんなことは可能なのでしょうか。もしできるならやってみたい、今回は人力発電についてまとめてみました。
自転車での発電は時給2円
ジムに行くと必ずあるフィットネスバイク。
実はあれ、発電しています。
体を鍛えるために使ったエネルギーが発電に使われる、脂肪が電気に。
なんて素晴らしいシステムなのでしょう。
しかし、発電効率は全く良くありません。
ジムのフィットネスバイクでは成人男性が発電できる量は1時間当たり100Wと言われています。
つまり、10時間こぎ続けてようやく1kWhになります。
ちなみに、1kWhの電気を東京電力から購入すると20円程度。
もし、フィットネスバイクで電気を起こす仕事があれば、時給2円になってしまします。
災害時用のラジオについた手回しハンドルや床発電など、人の力を使った発電は意外といろいろな所で見かけます。
しかし、どれも発電効率が良いとは言えず、緊急時用のバックアップ的な役割を果たしているものが多いようですね。
参照元:http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/jinzai/genba/h20/h20pdf/jinriki.pdf