プレイすることによって発電が可能、そんなエコなサッカー場が2014年秋、ブラジルに完成していました。
一体どういった仕組みなのでしょうか?
その秘密は、フィールドの芝生の下にあります。人がその上を通ると振動で発電するタイルが200枚敷き詰められているのです。
使用されたのはイギリス製のPavegenという発電タイルで一つが450×600mm、厚さ68mmとなっています。
サッカー場にこのような発電タイルが設置されるのは世界初のこととなります。
出典:pavegen
このように、バッテリーに蓄えた電力で夜間もプレイが可能です。
今回紹介した発電タイルの他に太陽光パネルも設置されていて、蓄えられた電力で最大10時間分の照明が賄えます。
この地区に若いサッカー選手が豊富なことや日差しが強いことが功を奏したようです。
選手がコート上を駆け回ることによって発電は行われます。
まるで選手のエネルギーがそのまま電力に変わっているようですね。
以上、ブラジル、リオデジャネイロに存在するとってもエコなサッカー場の紹介でした。