パソコンやスマホ、ウェアラブル端末と電気を使うデバイスの普及が急激に進んでいます。
一方で、エアコンや冷蔵庫などの白物家電の省エネ化も急激に進んでいます。
では、一般家庭におけるエネルギーの消費量はどのように推移しているのでしょうか。
エネルギー消費の要因
第一次オイルショックのあった1973年と比較して2012年は2倍以上のエネルギーを消費しているようです。
こんなにもエネルギー消費が増加しているのには以下のような要因があるようです。
世帯数が増えた
家庭内の機器が多様化・増加した
まず、人口は増加していないにも関わらず、核家族化が進み、世帯数が増えました。
世帯に対して数が決まる家電(エアコンや冷蔵庫、暖房など)は5人に対して1つだったものが3人に対して1つや2人に対して1つとなり単純に数が増加しました。
いくら省エネが進んだとはいえ数がそれを上回る勢いで数が増えるので全体としてのエネルギー消費量は増えました。
加えて、個々人が持つ機器も増えました。一人1台スマホを持ち、パソコンを持つので、エネルギーの消費が増えました。
便利な機器を手放してエネルギーの消費量を減らすのは現実的ではありません。省エネを意識することとクリーンなエネルギーを選択することが私たちにできることなのではないでしょうか。