家のあちこちにある蛍光灯照明。消費電力を徹底的に抑える工夫をすることで、家庭全体の電気代も下がるかもしれません。蛍光灯の消費電力節約のために重要なポイントを、まとめてご紹介したいと思います。
ワット数ダウンで節約
長さや口金の大きさが同じでも、消費電力(ワット数)が少ないものを選べば、電気の使用量は当然ダウンします。暗くなるのが心配なら、反射板やカバーをこまめに拭き、ほこりで光が遮られないようにしましょう。明るく、色もキレイに見える「三波長発光形(EX)」の蛍光灯を選ぶと、より照明効率がアップします。
短時間なら付けっぱなしOK。寿命延長にも
蛍光灯は、点灯時にもっとも電力を消費します。白熱電球やLED電球なら「こまめに消す」ことが基本ですが、蛍光灯の場合は、それがむしろ逆効果になることも。部屋を短時間離れるだけなら、つけたままでも大丈夫。グローランプ(点灯管)タイプの場合には、点灯・消灯の繰り返しが本体にとっての負担にもなるため、取り替え寿命の観点から考えても、頻繁なON・OFFは避けたほうが良いかもしれません。
チラつきが始まったらすぐ交換!
蛍光灯がチカチカとうまく点灯しなくなってきても、交換の手間や本体の購入費用が気になり、なかなか新しいものに取り替えない…皆さんにはそんなクセがありませんか?実はその習慣が、蛍光灯の消費電力を増やしてしまっているのです。
先ほどお伝えした通り、蛍光灯は点灯に電力を使うもの。ついたり、消えたりが続いてしまうチラつき状態は、蛍光灯にとって非常に負担が大きいのです。おまけに、蛍光灯がいくつか並んでいる照明器具の場合は、中に電気が通ったり、通らなかったりを繰り返し、周りの蛍光灯にも負担がかかってしまいます。点滅が始まったらすぐに蛍光灯を取り替え、安定した照明環境を取り戻しましょう。
工夫を重ねて、照明コストダウンを目指しましょう。
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