電気ケトルと電気ポットの最大の違いは、一度に沸かせる量がです。
電気ケトルと電気ポットとではサイズが大きく違い、一般的に電気ポットはサイズの大きい物が多く、大型のモデルでは4リットル以上の容量を誇ります。
そのため大量のお湯を一度に沸かすことに長けています。
それに対して電気ケトルは比較的小さいサイズであることが多く、中には1リットル以下のサイズの物もあります。
そのため非常に省スペースであり、少量のお湯を沸かすことに長けているのです。
また、保温機能の有る無しという違いもあります。
電気ポットのメリットは?
電気ポットには湯沸かし機能の他に保温機能が備わっているため、一度に大量のお湯を沸かしても冷める心配はなく、いつでも好きなときに熱いお湯を使用することが可能です。
また温度調節機能も備わっており、一定の温度にお湯を保っておくことができるという長所もあります。
その反面、保温のために電力を消費するので電気代が電気ケトルと比べてかかってしまうという弱点も存在しています。
電気ケトルのメリットは?
一方、電気ケトルには湯沸し機能はあるものの保温機能は備わっていません。
そのため、基本的に沸かしたお湯はその都度使い切る形となります。
電気ポットのように細かい温度調節を行うことはできずお湯を使用する度に沸かさなくてはなりませんが、保温のための電力は必要ありません。
そのため電気代は結果的に安く済むので、毎日少量のお湯しか使わない方はこちらを使ったほうが経済的です。
このように電気ポットと電気ケトルには大きな違いがあり、それぞれ活躍できる環境が異なっているのです。
購入の際はご家庭のお湯の使用量や生活習慣を念頭に置いて検討すると良いでしょう。