家電の性能は年々急激な勢いで進歩しているといえ、家電を最新のものに買い換えると家計を抑えることが出来るとよく言われます。
洗濯機もそんな家電製品の一つで洗濯機の性能は、この10年間に大きく向上しています。
インバーター制御技術や節水タイプの製品が普及してきて、モーターの力や回転数をコントロールできたり、洗濯物の量に合わせた最適な運転をすることが可能で、モーターの駆動効率も向上しています。
そのため、消費電力にムダがなく効率的な運転ができるようになっています。
10年前の洗濯機と比較すると実際どの位の差があるの?
10年前の古いタイプの従来型洗濯機と、最近の省エネ型の洗濯機とを比べると、従来の半分以下の電力で稼働可能になっています。
2006年製のドラム型洗濯機と2014年製のドラム型洗濯機を比較して見ると、どちらも洗濯容量が9kg、ヒートポンプ乾燥式のもので、1回の洗濯にかかる電気代は、
・2005年製の洗濯機
洗濯のみ 2.1円(82Wh)/洗濯~乾燥 37.5円(1450Wh)
・2015年製の洗濯機
洗濯のみ 1.7円(68Wh)/ 洗濯~乾燥 17.6円(680Wh)
となります。
10年前の洗濯機と最新の洗濯機の電気代を比較すると、同じヒートポンプ式のものでも、電気代に大きな差があって、洗濯乾燥にかかる電気代は2分の1以下となっています。
最新機種と10年前のモデルには大きな性能差があるといえます。
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