若者の車離れなどと自動車の売れ行きが良くない記事を目にしますが、家族が出来ればそんなことも言ってられません。小さい子供を乗せて出かけることも多々あるでしょう。
しかし家庭をもったなら家計の負担を少しでも抑えたいですよね。そこでガソリン車から電気自動車に乗り換えてみてください。実際にどのくらいの電気代になるのか確認しましょう
気になる電気代は?
なんといっても違うのはガソリン代と電気料金の安さです。実際に計算してみましょう。
一か月に1000㎞走るとします。ガソリン車の1か月のガソリン代は1ℓあたり130円で計算すると約9300円です。
一方、電気自動車の1か月の電気代は1kWhあたり8.6円で計算すると約1500円です。
深夜に充電する契約をすればさらにお安くなるでしょう。この差は7800円、1年で93600円の節約になります。10年電気自動車に乗れば100万円ほどの差が出てくる計算です。この時点で自動車一台分程の差額になりました。
ですからもし、自動車を買い替える時がくればガソリン車だけでなく、電気自動車を候補に入れて考えてみるもの良いかもしれません。電気自動車の燃費の良さをご自分で実感してみてください。
工事が必要なんじゃないの?
確かに電気自動車を利用する際には家庭に電気の通っていない家などはないでしょうから充電設備の工事さえすればもうガソリンを入れにガソリンスタンドに寄る手間を省けるのです。
工事は高いのかなと心配する方もいるでしょう。しかし充電設備の工事などで初期費用はかかりますが補助支援やエコカー減税で数十万円負担してもらえるので長い目でみれば大変お得です。
家庭で充電する場合、ブレーカーを自動車専用で分ける必要が出てきますのでご注意ください。分けずに使用すると他の家電に正常に電気が供給されない原因となる可能性があります。配線も発熱しやすくなりとても危険です。
電圧は100vのままでも可能ですが、漏電の危険があるのでアースもなければなりませんので、一番安く済ませる場合でもブレーカーの工事とアース付きのコンセントの設置工事の代金は必要になってきます。
どうしても工事が煩わしい!という方にはパーキングで一回フル充電で100円のところや、車のディーラーでは無料で充電できるところもあるようです。
電気自動車をご購入の際はご自身のライフスタイルに合わせて充電設備についても考えてみるといいですね。