梅雨や秋雨のジメジメした時期、お布団がひんやりする冬の時期に活躍するのが、布団乾燥機。ダニ対策としても使えるほか、花粉やPM2.5など、外干しの際の不安を解消するために活用するご家庭も多いようです。
一方で、布団乾燥機が気にはなっているものの、電気代が心配で導入を見送っている方もいるかもしれません。
そこで、布団乾燥機の「乾燥コース」、「ダニ退治コース」について、1回あたりにかかる電気代を調べてみました。
乾燥コースは1回約10円
大手家電メーカーからは、最新型の布団乾燥機が毎年登場しています。かつて乾燥1回あたりのコストは16〜20円程度でしたが、最近の機種は省エネ化が進んでいます。
消費電力は1時間あたり500W程度。シングルサイズの布団であれば、1時間以内の乾燥で済みますので、電気料金を1kWhにつき23円と仮定すると、電気代は10円ちょっとという計算になります。
ちなみに、冬に少し布団を温めたい、という場合には、10分ほどの乾燥でも充分に暖かく感じられます。こうした時間短縮により、さらにお得に使うことができます。
ダニ退治は1回で数十円
布団乾燥機をダニ退治に使う際には、「高温の状態をキープする」、「布団の裏表に熱が届くようにする」ということがポイントになってきます。そのために、ダニ退治モードでは高温・長時間の加熱が行われます。具体的には、布団の隅々で、50度以上の状態を20分以上維持することが目標となっています。
ダニ退治モードにかかる時間は、機種によって1時間半〜5時間近くとまちまちのようです。その際にかかるコストは、約20〜40円となります。
せっかく電気代をかけて使うのですから、効果的にダニ退治をしたいものです。ダニ対策の際には、布団を裏返して裏表両面に熱風を当てる、乾燥用マット(バッグ)をしっかり布団でくるむ、最後に掃除機で死骸を取り除く、といった工夫をお忘れなく。
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