電気料金については、ここ数年になって値上げ幅が広くなっており、かなりの金額になってしまっています。
1kwhに対しての最安値で、現在の電気料金は大体18円くらいになっていて、これが大量に積み上げられることによって電気料金として支払いをすることとなっています。
実はこの金額ですが、3年位前は13円台となっていて、ここ数年で5円も値上げを起こしてしまったことになります。
電気料金が値上がりしている理由は?
最大の理由が原発事故ですが、さらに火力のコストが大幅に増加したことも理由になっています。
平成に入ってから、かなり高い水準が続いていた電気料金は、バブル崩壊などをきっかけに下がり始めることとなり、平成15年くらいに一番低い水準にまで落ちることになります。
このときの数字が13円台であり、これがしばらく続いていたことになります。
しかし原発事故によって原子力発電所が使えなくなったこともあり、一気に値上げ幅が大きくなりました。
1年で2円くらい増加することが多くなり、現在は18円台まで上がってしまっています。
この数字は平成7年ごろの数字に似ているとされているのですが、かなり前の状態にまで上がってしまったことを証明しています。
原発が使えないだけで多くの電力がコストアップの状態になってしまい、電気の価格も上げざるを得ない状態になってしまったのです。
こうした状態は仕方ないことといえる部分もありますが、あの震災が無ければ現在も13円台くらいで推移していたのかもしれません。