1年間で最も電気代がかさんでしまう「冬」ですが、その主な原因はやはり暖房器具の使用による電気代が大きな割合を占めています。
「設定温度は20℃に」という話はよく聞きますが実際には一般的には何℃に設定しているのでしょうか?
暖房器具の平均設定温度
回答による調査と、実際の設定温度の調査には差があるようで、LIXILによって行われた調査によると設定温度の平均は24.7℃という結果になり、実際の設定温度は28℃が最も多くの割合を占めていたそうです。
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2013/120_newsletter_1023_01.html
以上のように、わかっていてもなかなかできない設定温度による節約ですが、もし実施できたらどれくらいの節約になるのでしょうか?
20℃に設定した場合の節約料目安
設定温度を20℃にすると、エアコンの場合約1,170円、ガスファンヒーターの場合約1,390円、石油ファンヒーターの場合約1,020円の節約になるといわれています。
いずれも1000円以上の電気代節約になるため、少し勇気をだして実施してみる価値はありそうです。
暖房器具の組み合わせで電気代節約
暖房器具にはそれぞれ得意不得意があります。例えば、エアコンは部屋を暖めるまでに大きく電力を消費します。そのため初めに石油ファンヒーターで部屋の温度を上げ、その後エアコンにより調節しながら暖をとると電気代を抑えることができます。
扇風機を使う
扇風機というと夏のイメージがありますが、そもそもは空気を循環させる道具です。体に当ててしまうと体感温度を下げてしまいますが、天井にたまりがちな暖かい空気を循環させるために使用することで、部屋を効率的に暖めることができます。
単一の暖房器具の使用となるとどうしても設定温度が高くなってしまったり、効率の悪い暖め方になってしまうため、暖房器具やその他の家電を組み合わせて、設定温度は20℃も守り、1000円お得に暮らしましょう。