一家に一台は電気ケトルがあるでしょうか?無い方は今がお買い得です。近年は電気代(消費電力)の変化が著しく、省エネの電気ケトルが多く市場を賑わせております。
昔の堅苦しい電気ケトルとは違い、デザインもおしゃれなものが多くなってきています。また、電気ケトルといっても、今では定番のティファールからUSBを利用してお湯を沸かすUSBケトルまで出てきています。
電気ケトルの歴史と電気代の変化
電気ケトルの歴史は深く、ヨーロッパでは1892年頃に開発し、その後実用化されたそうです。その頃の電気ケトルは今のものと比べるととても大きく、無駄に電力を消費していました。
現在の電気ケトルは、水炊きの効率化を図り、最適な形状を計算により導くことにより、効率的な装置になっております。電気ケトルは電気ポッドと比較してもとてもお得です。
電気ケトルは500mlの水を沸かすのにかかる電気代は2円くらいです。電気ポッドはというと2lの水を沸かすのに10円くらいです。ガスで水を沸かすと2lで3円になります。
ただ、考えてみてください。お湯を一度に使う量を考えると、500mlあれば十分ですよね。昔の電気ケトルの消費電力と比較しても現在の電気ケトルの消費電力は低電力です。
コーヒーをちょっと飲みたいなと思ったとき、電気ケトルで1,2杯分の水を沸かしますよね。そんなとき、どうやってお湯を沸かしますか?ガスですか?電気ポッド?恐らく電気ケトルという方が多いかと思います
低消費電力で省エネにもなる、こんなに現代の電気ケトルは進化していることにとても驚きですね。デザイン性に優れていて、ステンレス製等外観もおしゃれなものが多いです。
次に、電気ケトルを使った調理節約術をみていきましょう!
電気ケトルを使った調理節約術
手軽に使える電気ケトルを利用した、家計に優しい節約術を2つご紹介します。
(なお、ガス代は1立方米=156円、電気代を1kWh=25円と計算しました。
冬場の茹でる・煮る調理は電気ケトルのお湯でスタート
室内の気温が下がる冬は、キッチンの省エネには厄介な季節です。麺類や野菜を茹でる時や、汁物を作る時など、鍋に張った水がなかなか熱くならないという経験はないでしょうか?
もし、その料理に食材を入れるタイミングが「お湯がある程度熱くなってから」であれば、電気ケトルを使うことで、光熱費と時間、両方の節約ができます。
冬場に鍋でお湯を沸かすと、1リットルで10分近くかかることもありますが、電気ケトルなら、1分半ほどで沸かせます。
光熱費は、鍋で沸かした場合に3円超、電気ケトルですと約1.5円となります。
レトルト調理も、鍋や電子レンジよりお得に
カレーやお惣菜など、レトルトパウチの調理済み製品は、忙しい時のご飯の味方。さらに時短と節約を目指すなら、電気ケトルが助けになります。
レトルト食品の多くは、鍋に沸かしたお湯で加熱するのが基本。
しかし、電気ケトルで沸かしたお湯を、保温性の良い器や土鍋に入れれば、パウチを温めるには十分です。
単なる「湯沸かし器」と考えずに、柔軟な発想で電気ケトルを活用してみてくださいね。