何を基準に電力販売会社を選べばいいか
日本国民全員が、今回の電力自由化で初めて電気を購入する会社を自ら選択するという経験をします。
おそらく、消費者のみなさんが気になっている点は、
【何を基準に電力販売会社を選べばいいか】と【おすすめの企業はどこか】ではないでしょうか。
今回はこの2点を紹介したいと思います。
電気事業の経験があるか、安定供給ができるか
どんな電気会社を選び、どんなサービスを受けるのかはみなさん次第です。
ですが、電気販売会社を選択するのに欠かせない基準が存在します。それは電気の安定供給です。
これを考慮せずに、ただ単に安いからという理由だけで電力会社を変更してしまうと、危険です。停電が頻繁に起こるなどの不利益を受ける可能性があります。
おすすめの企業
上に挙げた、選別に不可欠な「安定供給」を考慮に入れると、以下の企業がおすすめです。
いずれの企業も、今回電力小売り自由化が成立する以前に企業向けに電力を販売していた実績(今までも、企業に対しては一般企業も電気を販売できた。)を持つ企業です。
SBパワー株式会社
ソフトバンクの子会社です。前回の規制緩和からすでに企業や、中規模の事業者に対して電力を提供している実績があります。
通信費とのセット割などのサービスが予想されています。
丸紅株式会社
楽天とタッグを組み、電力事業に取り組む見込みです。
電気を購入することで楽天ポイントを得ることができる等、様々な特典が予想されます。丸紅も前回の規制緩和で既に電力事業には参画済みなので、安定供給の面では安心出す。
エネット株式会社
前回の規制緩和で電力事業に参加した企業内で、トップのシェア(新電力中シェア50%を占める)がある企業です。
NTTファシリティーズ、東京瓦斯、大阪ガスの3社で共同出資され、創業した会社であるため、ガスと電気のセット販売などをサービスとして実施することが予想されます。
以上、電力会社を選ぶうえで外せない基準と、おすすめ企業のご紹介でした。