送電線は地中送電線と架空送電線に大別されます。地中送電線は地中に埋没されるため、雷・風・雪などの自然現象や接触事故が発生しにくいため、供給信頼度が高く周辺環境とも調和しやすくなっています。一方、建設コストが架空線の10~20倍と高く、事故発生時には、事故点の発見・復旧に時間を要するなどの欠点もあります。
また、ケーブルを利用するため、夜間などの軽負荷時には需要端の電圧が上昇するフェランチ効果が発生しやすくなっています。地中送電線の埋没方法は、直接埋没式、管路式、暗きょ式の3通りがあります。
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