蛍光灯の概要
蛍光灯はランプ内の放電で発生する紫外線を蛍光物質に当て、可視光線として取り出すことができるランプです。電流を流すことで放出された電子と、蛍光灯内部の水銀が接触すると紫外線が発生します。この紫外線が蛍光物質と反応し、可視光線として光を生み出すというのが、蛍光灯の仕組みになっています。
蛍光灯の普及率
ネットリサーチの調査「現在家庭で使用している電球・蛍光灯を選んでください」
N=6762
・丸管蛍光灯…74.8%
・直管蛍光灯…59.5%
・電球型蛍光灯…54.3%
・白熱電球…50.9%
・LED照明…25.3%
・クリプトン電球…19.9%
・コンパクト形蛍光灯…14.0%
・ハロゲンランプ…6.3%
・その他…0.2%
このような結果が出ました。これを見ても分かる通り蛍光灯を使っている人は現在でもほぼ大多数であることがわかります。
最近ではLEDの普及により蛍光灯を使用している家庭が減っているように感じていました。実際LEDは節電効果が高く、環境にも優しく、家庭の電気代節約にもなるということで非常に注目を集めています。なのになぜまだ蛍光灯を利用している家庭が多いのでしょうか?
こちらもネットリサーチのアンケートによれば、全体の70%程を占める人が、「LEDの値段自体が下がったら。」と答えています。
つまり、未だに蛍光灯が多く普及している理由の大半はLED照明が高価であるからだったのです。
蛍光灯の電気代
40Wの蛍光灯の電気代
1時間…1.08円
1日(6時間)…約7円
60Wの蛍光灯の電気代
1時間…1.62円
1日(6時間)…約10円
となっています。
例えば40Wの蛍光灯が4つある家では、月々7(円)×4(個)×30(日)
の840円ほどかかるということです。
参考になりましたでしょうか?
では今日はこの辺で。