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J:COMが2016年4月より提供を開始する電気料金プランを発表しました。ユーザーの生活スタイルやビジネスニーズにあわせて、テレビ、インターネット、電話などのサービスと電気のセット割として大きな注目を集めています。
提供エリアとしては、関東、関西、九州、札幌、仙台エリアとなっていて、J:COMの既存の顧客をしっかり取り込みつつ、新規の顧客獲得を目指していくようです。今回は九州エリアでの競合になるであろう九州電力との電気料金を比較してみたいと思います。
結局、どっちが安い? 両社のプランを比較してみました。
比較する料金プランは、両社が一般家庭向けのプランとして用意している、
九州電力:従量電灯B
J:COM:J:COM電力 家庭用コース 従量B
まずは基本料金から比較!
契約容量 | 九州電力 | J:COM |
---|---|---|
10A | 291.60円 | 291.60円 |
15A | 437.40円 | 437.40円 |
20A | 583.20円 | 583.20円 |
30A | 874.80円 | 874.80円 |
40A | 1166.40円 | 1166.40円 |
50A | 1458.00円 | 1458.00円 |
60A | 1749.60円 | 1749.60円 |
基本料金は九州電力とJ:COMでは同じ金額!
次は電気量料金
電力量料金 | 九州電力(従量電灯B) | JCOM |
---|---|---|
最初の120kwhまで(第1段階料金) | 17.13円 | 17.04円 |
120~300kwhまで(第2段階料金) | 22.40円 | 22.63円 |
300kwhを越える(第3段階料金) | 23.01円 | 25.57円 |
全ての段階でJ:COMの電気量料金の方が安い!
第1段階料金
J:COMが0.09円安い
第2段階料金
J:COMが0.23円安い
第3段階料金
J:COMが2.56円安い
このようにすべての段階で九州電力よりもJ:COMの方が電気料金が安いことがわかります。
ではどのくらい安いのでしょうか?次は実際に電気料金を計算してみます!
電気料金を計算
契約容量40A・月間の電気使用量を350kwhとして算出してしましょう。
九州電力の場合基本料金 :1166.40円
電力量料金
1段階 :2055.6円(120kwh×17.13円)
2段階 :4073.4円(180kwh×22.63円)
3段階 :1278.5円(50kwh×25.57円)
合計:8573.9円
J:COMの場合基本料金 :1166.40円
電力量料金
1段階 :2044.8円(120kwh×17.04円)
2段階 :4032.0円(180kwh×22.40円)
3段階 :1150.5円(50kwh×23.01円)
合計:8392.9.8円
このようにJ:COMと九州電力の電気プランではJ:COMのプランの方が基本料金は同じで、電力量料金が安いので、200円程度安くなります。
J:COMの電気料金は第3段階が九州電力に比べて10%程安いのでたくさん電気を使う家庭ほど電気料金は九州電力に比べて安くなるでしょう。
次は、セット割について!
“テレビ・インターネット・電話と電気のセット割”
九州電力は電気のみの契約になりますが、J:COMの電気料金プランに加入するためにはテレビ・インターネット・電話とJ:COM電力がセットになった「電力セット」に加入する必要があり、J:COM電力のみの加入はできないのが現状です。そのため既存のJ:COMの顧客には非常に魅力的なプランですが、そうでない方はガス以外のライフラインをJ:COMに契約変更をする必要が出てしまいます。
J:COM一押しの、「スマートもっとお得プラン 電力セット」!その詳細は?
J:COMのテレビ(77チャンネル以上)、インターネット、電話、そして電気がセットで加入できる「スマートもっとお得プラン 電力セット」にすることで、J:COMスタート割が適用され、月々の支払額が8048円(税抜)から7143円(税抜)に1000円ほどお得になるようです。
提携先の情報はこちらをご確認下さい。(J:COM HPに移動します)
新電力が続々と電気料金プランを発表しています。energy-naviでは今後、ユーザーと電気料金プランを結び付けるマッチングシステムを提供予定ですので、是非ご活用ください。