石油ストーブと電気ストーブの違いについて、熱源として文字通り石油(灯油)を使うか電気を使うかではありますが、それぞれで特徴が大きく違ってきます。
今回は主に電気代という面に関して見ていきましょう。
石油ストーブとは
石油ストーブは直接火を使うため、部屋全体を暖める能力が高く、空気の対流と輻射熱の両方を活用した効率的な暖房器具です。
ただし、直接火を使うので空気が汚れ、定期的に換気をしなくてはなりません。
電気ストーブとは
電気ストーブは電気の力でヒーター部を温めるため、暖房開始の立ち上がりが早いうえに、空気も汚さず電気ストーブ自体も安価に探すことが出来ます。
電気代と灯油代比較
石油ストーブにしても電気ストーブにしても、使えば燃料代がかかるわけですが、
電気ストーブ出力800W 電気代 25円/1kw、灯油代 1、800円/18Lで換算した場合、石油ストーブで灯油18L使う間に電気ストーブでは約90時間程度使える計算になります。
電気ストーブは電気代がかかると思いきや、意外と安価に使えるものです。
ただし、それぞれで暖め方に違いがありますので、適材適所場所や使い方を工夫するともっと節約した使い方が見つかると思います。
安全性について
さて石油ストーブと電気ストーブの安全性についてですが、最近の物については転倒時の消火消灯機能が充実していたり、石油タンクの漏れ防止の対策が充実していたりしますが、緊急時には加熱部はすぐには冷えません。
使用時には周囲に可燃性の物を置かず、避難経路上にストーブを置かないように注意して使用しましょう。