目次
電気料金のことを知る前に、日本の電力会社市場について勉強しましょう。
日本の電力市場は、今まで決まった電力会社からしか電気を購入できませんでした。しかし、一般消費者が電気をその地域指定の電力会社以外と契約をして、購入することが出来るようになる電力の小売全面自由化が、2016年4月から始まります!携帯電話でいう所のMVNO業者が参入できるようになると言えばわかりやすいでしょうか。携帯のMVNO業者も登録小売り電気事業者も既存のインフラ、つまり既にある送電線や配電線を利用するので電気の供給が不安定になることも新しい送電線を引く必要もありません。また小売業者が万が一に、倒産したとしても別の小売業者に乗り換える、もしくは平成32年までは経過措置として他の業者が見つからない自体に陥ってもこれまでの一般電気事業者と言われる、地域電力会社(自由化以前に電力を供給していた電気会社)から標準的な値段で電力供給を受けられます。つまり災害などよほどのことがない限り日本で電気が使えなくなるという事はありません。電力会社を乗り換えた結果、乗り換えた電力会社が結果、倒産してしまったという事態は避けたいですが、そういった場合も電気を使えなくなることはありませんので、ご安心ください。
現在は、家計の電気代を安くする方法としては節電、省エネなど電気を使わないようにすることに大きな比重が置かれています。エアコンの節電で毎月○円位節約できた、エアコンはつけっぱなしの方が安くつく。など色々な記事がありますが、これからは安い電力会社を選べるようになります。
そんな時代の変化に対応するために、日本の電力自由化や電気に関して、Drサトーが分かりやすく解説しながら皆さんと電気に関する知識を深めていきたいと思います。
地域ごとの電気契約の時代はもう終わり
現在は例えば東京都に住んでいる人は基本的には東京電力と契約をして、東京電力から電気を買っていると思います。これがこの自由化で東京都に住む人でも東海地方を網羅する中部電力から電気を買いたいと思えば、契約をして購入することが可能になるのです。(これまで電気を提供していた会社を一般電気事業者、地域電力会社と言います)
電力会社の歴史を簡単に振り返ると、日本は大昔には約700の電力会社が存在していましたが、会社がそれだけあると無駄な設備(二重投資)などもあって効率的ではないので、現在のように地域独占をするようになっています。このことでメリットとデメリットがあるのです。電力会社については、全国に10社位あってこれからは10社以外にも電気を売る会社が増えるというくらいの認識を持っていれば大丈夫です。
地域独占のメリット
例えば島に供給する電気料金も都会で供給を受ける電気料金も価格はほぼ変わらないと思います。統括原価方式といって、公共サービスに不公平感を与えないようにしているからです。日本を10地域に分けエリアごとに決まった電力会社から電気の供給を受けます。
地域独占のデメリット
価格競争の原理が働きにくいところにあります。
このようなことから日本では90年代から電気を多く使う会社には電力の自由化を適用して安い会社などから電気を買えるようにしていました。これが2016年4月からは50kWに満たない家庭などでも自由に契約をして買えるようになるのです。
そのことで、今までメリットであった離島へのサービス低下が起きないように制度設計はされていますのでご安心ください。
また、今までの電力会社以外にも参入が認められて、例えば携帯電話会社が携帯電話と電気をセットで販売するようになり、セットで契約をすると安くなりますよ、などといったサービスを始めようとしています。
このように電力の小売全面自由化によってサービス向上が図られ、安い価格で電気を買えるようになる可能性があるのです。
電力自由化によって電気料金はどう変わるのでしょうか?
自由化実施前の今考えられている3つのパターンを見てみましょう。
パターン1:コストを抑えて電気代が下がる
種類:電気供給を専門で行う新電力
新電力は人件費や施設維持費などコストを抑えることができるので、一般電気事業者よりも安く電気を売ることができるパターンです。既に自由化されている高圧・特別高圧電力では、このカラクリで電気料金が下がった例が多数あります。
パターン2:セット割で固定費が下がる
種類:通信など他の本業を持つ新電力
電力自由化で参入してくる新電力の大半は電力専門の会社ではありません。携帯のキャリアだったり、インターネットプロバイダだったり、ガス会社だったり、鉄道会社だったりします。そういった本業を持つ新電力は本業のサービスとセットで加入する家庭に対してセット割引を実施します。3%引きや5%引き当たりが相場になってくるのではないかと思われています。
パターン3:ポイント付与で実質割引
種類:全ての電力会社
一般電気事業者はパターン1にも2にも当てはまりません。彼らはポイント付与を行うことで実質的な割引を行って、新電力との料金競争に備えています。実際、東京電力はTポイントやポンタポイントとの提携を発表しています。しかし、ポイント付与を行うことができるのは一般電気事業者だけではありません。どんな新電力でも実施可能です。そのため、ポイント×電気はますますヒートアップしていくことでしょう。
この3つのパターンが考えられる電気料金の変化です。
3.11以降広がる地域差
3.11以降、各社の電気料金の値上げが続いています。
原子力発電所を保有する電力会社10社の間で電力料金の差が広がっています。
関西電力は、以前から経済産業省に申請していた電気料金の再値上げが認可されたことを発表しました。
北海道電力に続き、2社目の再値上げ実施企業となりました。値上げは2015年6月から、家庭分野に関しては平均8.36%の割合で実施予定です。
しかし、電力需要量が上がる6月から9月の間のみ、値上げ幅を4.6%程度に抑える軽減措置を行う見込みです。
震災前の2011年2月の電気料金と比較すると、標準的な家庭の電気料金は8208円と、28%増加するものと思われます。
2016年には電力自由化も控えており、こういった価格差は市場競争にも影響しそうですし、家計の負担も今まで以上に広がりそうです。
関西電力以外の一般電気事業者が実施した値上げ割合は、東京電力が32%、中部電力も28%となっています。
この2社は原料価格が高騰したまま下がらない、液化天然ガスを多く使用していることが影響している。
北陸電力の料金は12%、17%の上昇に落ち着きます。
この2社は原子力発電所への依存度が低かったため、他社と比べて上昇幅が少なく済んだものと思われます。
北陸電の6月の料金は全国で最も安く、東京、中部、関西の3社より1000円以上の差があります。
次は電気料金が決まるまでの話
電気は私たちが生活していくために欠かせないものです。毎月何気なく払っている電気料金ですが電力会社がなんとなく決めているものではありません。電気料金決定の3原則というものがあり電気事業法による電気料金の設定にあたり公平公正に決めるという決まりがあります。どういった算出方法で電気料金が決まっているのか。電気の値上げは何故発生するのかご確認ください。
電気料金はどうやって決まるの?
原料(火力発電なら木材といった燃料)の調達にかかるコスト
発電所において電気の製造(いわゆる発電)コスト
電気の配達(電線等による送配電)コスト
などをもとに算出されます。
現在の電力会社は電気の安全供給が必要なため、総括原価方式と言われる方式で利益を守られています。電力自由化で変わる~総括原価方式~
皆さんは電気の料金や単価に関してどれほどご存知でしょうか。
電力会社から毎月自宅に送られてくる「電気ご使用量のお知らせ」(別名、検針票とも言います)。 毎月見るものだけど、内容が全く分からない、何が何だか分からない…という方に電気料金 がどういう内訳なのか分かりやすく解説していきます。
今まで当たり前のように使っていた電気
そんな電気について皆さん知らないことがたくさんあるのではないでしょうか。これから電力の自由化が開始され、様々な業種から参入企業が入ってきますが、今現在、私たちに電気を安定的に提供してくれている一般電気事業者(東京電力や関西電力)10社の電力会社にフォーカスして『電気の料金』に関してひも解いていきたいと思います。
まずは皆さん、下の質問に回答できますか?
先月の電気代
電気料金プラン
毎月の検針日
いかがでしょうか。全てに答えることができた方はかなりの電気通です。知っているようで知らない電気のこと。これから電力の自由化が開始され多くの会社から電力会社を選べるようになります。まずは、電気料金の内訳をしっかり把握してみましょう。
電気料金 を求めるための基本式はこちらです。
まずは基本となる計算式。ここは電気料金を知る上での基礎中の基礎になりますので、わかりにくい事があっても付いてきてくださいね。基礎さえ押さえればあとは簡単です。
①基本料金+②電力量料金±③燃料費調整額+④再生可能エネルギー発電促進賦課金-⑤割引総額= 電気料金
これらを一つずつ見ていきましょう。
①基本料金
電気料金に含まれる固定費です。この基本料金は契約アンペア数によって変わります。契約アンペア数が高い程値段も上がり、低い程値段は下がります。使用した電力量に左右されず、一律です。各社が設定している料金メニューごとに基本料金は変わりますので、ご自身が利用している現在の電力会社の料金メニューを確認してみてください。
ちなみに、、、電気代を下げるのに、一番手っ取り早いのが、このアンペア契約を下げることだと言われています。必要以上の容量を契約している場合、アンペア数を下げることで簡単に電気代を下げることができます。
詳しくはこちらをご確認ください。
教えて!Dr.サトー!なんでアンペア数を変えるだけで電気代が節約できちゃうの?
②電力量料金
電気料金で一番の核となる部分です。電力量料金は電力量料金単価×使用電力量で求められます。1kWh辺りの単価は契約プランや地域によって変わり、当月に使った電気量に応じて料金が決まります。電力量料金は、使った電気の量を表すものになるので、前月と比較したりすることで当月の電気使用量がどれだけ増えたか、減ったかを確認することで、電気の使い方を見直すことができます。
ちなみに、、、電気量料金は、使用量によって段階的に単価が上がっていく「従量電灯」や、朝の時間帯が割安な朝得プラン、夜の単価が割安な夜得プランなど様々あります。
詳しくはこちらをご確認ください。
東京電力の電気料金の特徴とお得な料金プラン 料金、特徴、おすすめ度…電気プランを徹底比較。あなたに合った電気はどれ?
③燃料費調整額
燃料費調整額は、燃料調整単価×使用電力量で求められます。火力発電に使う、原油や石炭などの燃料価格に変動があった場合、自動的に適用されるものです。意外と燃料費調整額によって電気代が左右されます。この調整は3ヵ月毎に算定され電気料金に反映されます。同じ電力量を使っていても、請求金額が変わってくるのは、燃料調整費が変わっていることが要因です。燃料費調整額は今後も引き続き運用される予定ですが、電力自由化に伴いどういった運用になるか議論されています。
詳しくはこちらをご確認ください。
燃料費調整制度
④再生可能エネルギー発電促進賦課金
太陽光、水力、風力、地熱発電などの再生可能エネルギー発電を普及させていくことを目的とし、「再生可能エネルギー買い取り制度」によって生じた費用を 電気料金 の一部として負担する制度です。単価は全国一律にkWh辺りの単価が毎年設定され、現在平成27年5月の時点では1.58円です。
再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×使用電力量で求められます。
⑤割引総額
オール電化プランで契約されている方や、支払方法を口座振り込みにした場合に割引が適用されます。
以上が 電気料金 の内訳です。
それでは次に、実際に契約プランと照らし合わせて 電気料金 を計算してみましょう。
実際に計算してみましょう
計算には、東京電力の従量電灯Bの単価を用いてみましょう。
1段料金:19円43銭(~120kwhまで)
2段料金:25円91銭(120~300kwh)
3段料金:29円93銭(300kwh以上)
Aさんの場合
使用量:110kwh
【一段料金】110kwh×19.43円=2,137円
電力使用量料金 2,137円
Bさんの場合
使用量:280kwh
【一段料金】120kwh×19.43=2,331円
【二段料金】160kwh×25.91=4,145円
電力使用量料金:6,476円
Cさんの場合
使用量:400kwh
【一段料金】120kwh×19.43=2,331円
【二段料金】180kwh×25.91=4,663円
【三段料金】100kwh×29.93=2,993円
電力使用量料金:9,987円
※小数点は切り捨てています。
※実際の請求額には電力使用量料金の他に、「基本料金」「燃料費調整額」「再生エネルギー賦課金」「消費税」などが含まれます。
「電気ご使用量のお知らせ」は紙だけではなくwebでも確認できます。
電力会社ごとに名称は変わりますが、webを利用して電気の使用状況や契約状況を確認できるサービスがあります。無料で確認でき、毎月の使用状況など事細かに確認できますので、会員登録を検討してみてください。ここでは、東京電力・関西電力・中部電力の3社のサービスを紹介します。
誰でも分かる月々の電気代計算方法!1分で簡単マスター
東京電力 <でんき家計簿>
東京電力でんき家計簿
■コメント
月間の電気量を確認でき、2年分の利用実績の管理が可能。家電ごとの消費電力や省エネ情報が確認でき、スマホアプリ版があります。
中部電力 <カテエネ>
カテエネページ
■コメント
カテエネポイントがご利用状況に合わせて加算され商品と交換が可能。ライフスタイルに合わせた省エネアドバイスなどコンテンツが充実。もちろん月間の使用量なども確認が可能です。
関西電力 <はぴeみる電>
関西電力
■コメント
LINEを使った、電気の手続きや省エネ情報配信が開始ています。省エネ情報などのコンテンツが充実。月間使用量なども確認できます。
オンラインサービスの評判
検索日:2015年12月3日(木)
検索ワード:「電力会社名」+「オンラインサービス名」
選定方法:利用方法や感想など、サービスに関する評価を書き込んでいる投稿を、上から3つ抽出。キャンペーン情報などのプロモーション投稿は除外。
はぴe見る電(関西電力)
twitter上の評判
「関電のホームページではぴeタイムのシミュレーションしてみたら「年間で約1万円高くなる」という結果に。意外。なんやかんやで安くなるように表示されるのかと思った。」
「関西電力の電気使用量を可視化するサービス「はぴe見る電」でこの夏以降、日々のデータの計が検針票の数字と合わない現象がおきた。問いあわせたら、いつの間にか最新のデータだけ正しい数字に修正されていた。過去のデータは修正できないようだ。」
「か、関西電力さん。。。。はぴe見る電という便利なサイトはありがたいのですが。。。”初期パスワードの数字入力”に「全角」ってアホですか!?としか言いようがない。。。。数字はテンキーで打つもの、一刻も早く半角入力になおしてください。。。」
「関西電力の「はぴe見る電」とうサービスに登録するとだいたい過去2年間の月別の電気代がグラフで見られて興味深いですよ。」
カテエネ(中部電力)
twitter上の評判
「中部電力のWEBサービス・カテエネのキャラ「カテエネコ」。 登録すると電気料金がWEBで確認できるんだとか。」
「カテエネ登録にエラー出たから電話で問い合わせたら、紙の申込書かけっていうから出したら、サイトも直ってないわ既に登録済とかメールくるし、なんなの中部電力」
「最近、中部電力のカテエネでWAON貯める事覚えたよ」
でんき家計簿(東京電力)
twitter上の評判
「東京電力のでんき家計簿に登録しようとしたが、スマホからの操作だとどうしてもパスワード不一致で弾かれてしまう。何度リトライしてもダメだったんだけど、全て誤っているとは考えにくいんだが。フォームの送信で余計な文字が入り込んでない?」
「でんき家計簿というウェブサービスが気になる。残念なのは東京電力のサービスと言うこと。中立な会社がやっていれば、電力自由化に向けて最適な電力会社をオススメするところまで突っ込めそう。」
「ついでにドットマネーで東京電力のでんき家計簿に登録したのにポイント反映されない。キャンペーン中だったPontaポイントも反映されない。」
電力を選べるようになる時代が到来すると共に、これからは消費者である私たちに求められるサービスを提供し続けることが、電力会社には求められます。電気の安定供給はもちろんですが、サポート体制の充実やその他付加価値サービスなどに対する一般ユーザーの投稿などには、今後も注目していきたいと思います。
既存電力会社の各種ランキング
電力会社や電力自由化、電気についてのランキングを紹介します。
国民が期待する電気料金メニューランキング
都道府県別新電力所在地ランキング
電力会社の売上高ランキング
特定規模電気事業者シェアランキング
上記をまとめています。
一般電気事業者が用意している家庭向けの従量電灯プラン一覧
一般電気事業者別 基本料金・電気使用量料金一覧
■北海道電力 従量電灯B
■東北電力 従量電灯B
■東京電直 従量電灯B
■北陸電力 従量電灯B
■中部電力 従量電灯B
■関西電力 従量電灯A
※関西電力は基本料金がありませんが、最初の15kwhまでは使っても使わなくても最低利用料金が請求されます。
■中国電力 従量電灯A
※中国電力は基本料金がありませんが、最初の15kwhまでは使っても使わなくても最低利用料金が請求されます。
■四国電力 従量電灯A
※四国電力は基本料金がありませんが、最初の15kwhまでは使っても使わなくても最低利用料金が請求されます。
■九州電力 従量電灯B
■沖縄電力 従量電灯
今の電力会社を比較
今の電力会社は全国10の地域ごとに区切られた一般電気事業者と呼ばれる会社です。一覧については、こちらをご確認ください。電力会社一覧
これらの会社も2016年に向けて方向転換をしようとしています。
まずは、これらの会社がどういう特徴があるのか見てみましょう。
東京だと東京電力、大阪は関西電力、名古屋は中部電力になります。
現在はこれらの会社以外に一般家庭向けに電気を販売している会社がないのでこれらの会社と必ず契約していることになります。
これらの会社も2016年から地域の枠を超えて電気の販売を行うことができるようになります。
そのため、東京で関西電力と契約したり、大阪で東京電力と契約したりすることが可能になるのです。そのため、一番単価が安い電力会社を選ぶことも、一番ポイント不可が多い企業にも乗り換えることが可能になります。
また、これらの会社も提携をこれから進めていくので、ポイントがついたり、セットで安くなったりする予定です。
どことどこが提携するのか⇒電力自由化に向けた電力会社の提携まとめてみました。
これから増える電力会社を比較
ここからは、これから増える電力会社をまとめていきます。
電力販売を行うことを発表していて、特設サイトをオープンしている会社をまとめていきます。
東京ガス
「エネルギーは選べる時代へ」をキャッチフレーズに、電力販売を積極的に行っていくことがうかがえます。東京では電車などでもCMを見かけますね。電力自由化で一番の主役になるのでは、と噂されている企業です。
■東ガスおすすめポイント
東京ガスの電気がおすすめなのは、現在東京ガスを使っている人です。
東京ガスとセットで契約すると割引になります。また、ガスの料金と一括で請求されるので、月々の清算の手間が省けます。
eo電気
ケイ・オプティコムが展開するのがeo電気です。
現在インターネットサービスとして提供されているeo光の姉妹ブランドのような立ち位置です。
■eo電気おすすめポイント
こちらもセット割引と一括請求がポイントです。
本業がインターネットサービスのeo光なので、もちろんeo光とのセットになります。
ENEOSでんき
JXが運営するガソリンスタンドのENEOSブランドとして電気を販売します。
■エネオス電気おすすめポイント
ガソリンとのセット割引があります。また、上の2社と違って、全国でのサービス展開が予想されます。もし、ENEOSのガソリンスタンド全てで契約が可能なら1万店以上の店舗で契約をすることができることになります。
今後、電力会社のランキングやオススメプランなど、最新ニュースや各媒体で紹介されると思いますが、全ての方に合っている電気料金プランはありません。あなたのライフスタイルや電気の使い方によって、どういった会社の電気料金プランを選ぶかが重要になります。
ランキングや特集などに惑わされずに、最新ニュースなどから自身に合ったプランを選ぶには、自身の電気の使い方をしっかり理解する必要がありますよね。
電気の選び方については、こちらでまとめているので、併せて確認してみてください。
【教えてDr.サトー】電力会社の選び方~みんなどうやって選ぶの~
東京電力の電気料金プランご存知ですか?
2013年5月より家庭に向けた電気プランが増えました。電気料金プランが追加されたことで、今まで以上に個々のご家庭に合わせた電気料金プランを選ぶ事が可能になりました。従来通りのプランは「従量電灯」というプランで一日の平均が同じ量を使用される方に一番のお勧めのプランとなっていました。
しかし、私たちにはそれぞれのライフスタイルがあり、時間帯によっては電気をほぼ使わない方もいらっしゃると思います。そのような方のために「朝得プラン」「夜得プラン」というものが新たに作られました。これらは一日を二つの時間帯に分け、それぞれよく電気を使う時間帯に合わせて選べるプランとなっています。朝得プランですと深夜から朝にかけての料金は安くなっていますが昼から夜にかけての電気料金は割高となります。反対に夜得プランですと夜間の電気料金は割安となりますが日中の料金は少し高くなるのが特徴です。
時間帯ではなく曜日単位で安くなる電気料金プランも
時間帯ではなく曜日によって分けられるプランもあり、土曜日と日曜日の電気料金が安く、平日は割高な電気料金になる「土日お得プラン」というものもあります。
また今までのものとは少し異なる「ピークシフトプラン」というものもあり、こちらは夏季の午後にピーク時間帯というものを設け、この時間帯の電気使用量を割高に、その他の時間を割安にするといったプランとなります。
おトクなナイト8
おトクなナイト10
電化上手
ピークシフトプラン
夜得プラン
朝得プラン
半日お得プラン
土日お得プラン
※2016年3月までの電気料金プランも含まれていますので、お申込み時は東京電力にご確認ください。
新規申込が終了する既存プランの内容をチェックして、ご自身に合った電気料金プランへの変更も検討してみましょう。既存の電気料金プランの中にも魅力的なプランがたくさんあります。
ここでは、3つのプランがおすすめの家庭を簡単にご紹介します。
夜得プラン
こちらは、夜の電気料金が割安になる電気料金プランです。これは、共働きのご家庭などメリットがでますね。
朝得プラン
こちらは、朝の電気料金が割安になる電気料金プランです。朝のウチに家事などを終わらせて日中や夜に電気をあまり使わないご家庭にオススメです。
半日お得プラン
半日お得ってなんだとお思いでしょうが、こちらは一日を半分に分けて単価が設定されているプランです。夜得と似ていますが、21時~9時までたっぷり12時間が夜間料金で割安に設定されています。
energy-naviは今後、皆様に分りやすく・最適なプランをマッチングする電気料金診断システムをリリースします。これから安い電気料金プランやセット割など、数多くの電気料金プランが誕生します。既に最新ニュースで電力市場に参入する会社の情報が流れていたりしますが、たくさんの電気料金プランの中から電力会社・電気料金プランを選ぶのはあなたです。そんなあなたの強い見方としてenrgy-naviはあなたをサポートします。
参入する企業は100社近く
電力市場に参入する企業は100社に迫る勢いです。電気を売る事業者は小売電気事業者として経済産業省に申請し、厳しい審査を経て登録されています。仮に約200社が参入し、一つの企業が3つの電気料金プランを発表した場合、600を超える電気料金プランが誕生することになります。あなたの暮らしを豊かにするはずの電気料金プランのはずが、あまりに多くの電気料金プランがありすぎて、自分に合ったプランを選べないとなると、本末転倒です。そんな時に頼っていただきたいのがenergy-naviです。
energy-naviはあなたの願いを叶えます
energy-naviが提供するマッチングシステムは単純な電気料金プランの診断やシミュレーション・比較から安くなる電気料金プランを提示するだけではなく、ユーザーの願いが叶う電気料金プランをマッチングするシステムになっています。電気を選ぶ基準は人それぞれで、もちろん価格を最重要視する方もいらっしゃいますし、セット割やポイント、電源構成など多くの要望がユーザー一人一人にはあります。そういった要望をenergy-naviは電気料金料金診断シミュレーションや電気料金プランの比較、最新の電気料金プランの情報などをお伝えし、簡単3STEPの入力項目だけで、あなたに最適な電気料金プランをマッチングして、あなたの希望や暮らしを豊かにしていきます。比べる、選ぶ、決めるの三拍子揃ったマッチングシステムにご期待ください。
豆知識
電気料金をクレジットカードで支払う
公共料金などの支払いでクレジットカードでの支払いはもうメジャーですよね。暮らしの中に溶け込んでいます。電気料金をクレジットカードで支払うメリットとしては、
①支払いを自分で把握することがしやすい点
②ポイントを大量にためることができる点。
特にカード会社のポイントについては、数倍に設定されていることが多く、大量にポイントを確保することが可能となっています。大量にポイントがほしい方にとっては、カード払いにしたほうが良いです。
③分割による支払いが可能。
の3つがあります。クレジットカードでの支払いを検討してみてはいかがですか?
ポイント会社との提携
電力自由化の最新ニュースなどで、電力会社と○○が提携!など目にする機会が多くなってきましたが、大注目なのがポイント会社との提携です。電気料金を支払う事で貯まるポイントを有効活用しない手はありません。電気代は日々の暮らしに欠かせない大切なインフラです。固定費として支払っている電気代でポイントが貯まるのは非常に嬉しいですよね、クレジットカードのお話しをしましたが、今回はポイントとして有名な3社を取り上げています。併せてご確認ください!
電気×ポイント!電力自由化前に抑えておくべきポイントサービスまとめ
energy-naviが提供するマッチングシステムは単純な電気料金プランの診断やシミュレーション・比較から安くなる電気料金プランを提示するだけではなく、ユーザーの願いが叶う電気料金プランをマッチングするシステムになっています。電気を選ぶ基準は人それぞれで、もちろん価格を最重要視する方もいらっしゃいますし、セット割やポイント、電源構成など多くの要望がユーザー一人一人にはあります。そういった要望をenergy-naviは電気料金料金診断シミュレーションや電気料金プランの比較、最新の電気料金プランの情報などをお伝えし、簡単3STEPの入力項目だけで、あなたに最適な電気料金プランをマッチングして、あなたの希望を叶えていきます。比べる、選ぶ、決めるの三拍子揃ったマッチングシステムにご期待ください。
電気料金をクレジットカードで支払う
メリットとしては、
①支払いを自分で把握することがしやすい点
②ポイントを大量にためることができる点。
特にカード会社のポイントについては、数倍に設定されていることが多く、大量にポイントを確保することが可能となっています。大量にポイントがほしい方にとっては、カード払いにしたほうが良いです。
③分割による支払いが可能。
の3つがあります。皆さまクレジットカードでの支払いを検討してみてはいかがですか?
豆知識②
SNSで書き込まれていた情報もまとめています。
今回、比較する三社は顧客数が上位の「東京電力」「関西電力」「中部電力」です。
電力会社に対するネット上の評判
検索日:2015年12月3日(木)
検索ワード:「電力会社名 対応」
選定方法:経営方針や提携発表への意見ではない電力会社の対応(トラブル対応など)に関して書き込んでいる投稿のみ抽出。
関西電力
近畿地方2府4県(京都府、大阪府、滋賀県、奈良県、和歌山県)および、兵庫県、福井県三重県、岐阜県の一部に電力を提供している電力会社です。近畿地方最大の企業規模を誇っています。
twitter上の評判
・「ガスと電気の支払いをクレジットカードにしようと思ってホームページに開いたら関西電力は対応してた。 関電のWeb登録は無駄に使いやすくていいと思う。 」
・「電気止まって絶望してたけど案外関電の人対応早かったんですぐ復帰ですわ」
・「やっぱり祝日は対応してねえかー」
中部電力
中部電力は長野県、愛知県の全域、岐阜県、三重県の一部に電力を提供している会社になります。顧客数は「東京電力」「関西電力」に次ぐ3位です。
twitter上の評判
・「中電連絡してみたけどやっぱ祝日対応してくれなくて困った。」
・「昨夜、サービスブレーカーが落ちて停電。外の配電盤の中にあるのだが配電盤の鍵がないので中電に連絡。ブレーカー外で鍵が無いと言っているのに、中のブレーカーを操作してみてくださいと言われてしまった。マニュアル通りの対応なんだろうが。」
東京電力
東京電力は、1都7県(群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県)と、静岡県の一部に電力を提供している電力会社です。提供戸数や売上高など他一般電気事業者と比べても圧倒しており、一般電気事業者の代表格と言えます。
twitter上の評判
東京電力に関する投稿は原子力発電に関することが多く、顧客対応に関しての投稿はありませんでした。