スマートフォンや携帯ゲーム機など本体に内蔵された電池に充電して使う機器が近年増えてきました。
また、リモコンやマウスといった従来の乾電池を使う機器もまだあります。
一方で、トヨタが発表した燃料電池車をはじめとしてバスなどでも燃料電池の普及を目指そうという動きがあります。
両方とも電池は電池です。燃料電池と普通の電池はどのように違うのでしょうか。今回は、燃料電池の特徴と普通の電池との違いをまとめてみました。
燃料電池の仕組み
小学校や中学校で行った理科の実験を思い出してください。
水に電気を流して、水素と酸素(H2とO)に分解しましたよね。
燃料電池はその逆を行います。空気中にある酸素に水素を加えることで水と電気に変化させます。
そのため電気を起こす際に発生するのは水だけで、水素を加え続ければどれだけでも発電することができます。
燃料電池と電池の違い
燃料電池の仕組みは理解していただけたかと思います。
燃料電池の特徴は水素を加えなければいけないことです。
一方、乾電池は放電を利用するので何も加えなくても電気を使えるのです。
これからいろいろと話題になる燃料電池です。
仕組みは至って単純なので覚えておいて損はないと思います。