一口に照明といっても様々な種類があります。
リビングなど長時間使うものからトイレや洗面所といった短時間しか使わないものまであります。
それぞれの用途や使用状況に合わせた電気代節約方法を考えないといけません。
基本の基本:人がいないときはこまめに消す
エアコンや暖房器具などと違って、照明器具の消費電力は一定です。
つけ始めの消費電力が多く、長時間つけると消費電力が減るというものではありません。
使わないときは消すという基本はどの照明でも当てはまります。
どうしても消すのを忘れてしまうというのであれば、センサー式の照明を使うのもありですね。
短時間の使用がメインのもの・白熱電灯はLEDに
最近流行りのLED電灯。消費電力が少なく、耐久性が格段に優れています。
ただし、消費電力が格段に変わるのは、白熱電灯と比較した場合です。
白熱灯はLEDの4倍ほどの電気を消費します。
一方、蛍光灯と比較した場合、その差は1.5倍程度です。
LEDによって見え方が変わったりするので、長時間使用するリビングなどの照明は蛍光灯を使った方が快適な場合もあります。
間引きは構造を理解してから実施
2011年の震災後、街中でも蛍光灯が間引かれているのを良く目にしました。
蛍光灯の数を減らせば消費電力は蛍光灯を減らした分だけ減り、電気代節約につながるように思いますね。
しかし、実際は照明の構造によっては全く節約にならない場合があるのです。
オフィスや商業施設の照明はきちんとしたプロが節電を実施しているので、効果のある間引きを行っていますが、一般家庭でどこでも間引けば良いというものではありません。
丸型蛍光灯は注意が必要です。
詳しくは、「照明は間引きしても意味ナシ!?間違った電気代節約術」へ
カサの掃除で電気代節約!?
照明のカサ。めったに掃除しない方が多いのではないでしょうか。
ほこりや油がたまっていることが多いですね。これを掃除することで電気代節約につながるんです。
カサを掃除すると照明の光がきちんと行き届くようになります。
そのため、少し暗めの蛍光灯に変えても違和感がなくなります。
暗めの蛍光灯は消費電力も少なく、電気代も安いので、結果的には電気代節約につながるのです。
どの家庭でも必ず使っている照明。
単体での消費電力はエアコンや冷蔵庫に比べるとわずかです。
しかし、長時間使用することが多く、生活の快適さにも大いに関係するので、慎重にかつきちんと電気代節約に取り組みたいですね。
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