近年アクアリウムがブームとなっており、熱帯魚などの綺麗な魚と共にアクアリウム用品を購入される方が増えています。今では専門店やネット通販などで手軽に専用のものが購入できるためアクアリウムを気軽に始められるようになりました。
さて、そんなアクアリウム用品の中で今回はヒーターのお話です。熱帯魚水槽を管理する上でヒーターは加温という大切な役割を担うため、欠かすことはできませんが当然ヒーターを一日中入れっぱなしにしていると電気代もかかってきます。
適切でない仕様のものは故障の原因に
そもそもヒーターの電気代というものは水槽のサイズや使用するヒーターの種類によっても異なるという事を念頭に置いておいて下さい。そして必ず購入する水槽の大きさに見合ったヒーターを購入するようにしてください。例えばワット数の小さいヒーターは消費電力も少ないからと大きい水槽に取り付けてしまった場合、逆にヒーターが無理をして稼働してしまうため故障の原因になったり電気代がよりかかってしまう場合があるからです。
サイズごとのヒーターの電気代
さて、ここでおよその目安の数値ですがここでは一日12時間使用した場合の消費電力を見ていきましょう。
例えば大きい320wのヒーターですと適合水槽は90cmとなります。この場合は一日で約96円電気代がかかる計算となります。
反対に小さい12リットル以下の小型水槽ですと36wヒーターというものがありこちらは一日約10.8円かかります。
その間くらいの120wヒーター、こちらは一日約36円。この大きさですとだいたい48リットル以下までの水槽に最適です。
このように大きさによって消費電力は差があります。ポイントとして水温をヒーターで加温するだけでなく、加温した水槽の水をいかに温度を下げにくくするのか、ここが重要になります。これによって一日のヒーター稼働時間が短くなり節電に繋がりますのでヒーターの消費電力を知ると同時に保温対策もしっかり勉強するようにして下さいね。