楽天とクレックスが電力販売に関する業務提携を正式発表

簡易HEMSの普及を目指す楽天は昨年、丸紅との業務提携を発表しました。

楽天市場および楽天経済圏とのリンクによってシナジー効果を生み出す試みとして推進されています。

そんな中、今回は楽天がクレックスと業務提携することを発表しました。

業務提携内容

楽天はクレックスと提携し、家庭・事業者向けに電力供給を行っていきます。

両社は簡易HEMS等を活用し、新たなサービスの共同開発、販売を行っていく予定です。

東日本でLPガスの供給を行っている会社です。

LPガスは一般的には「プロパンガス」と呼ばれ、都市ガスとシェアを二分しています。

また、クレックスでは家庭用のLPガスだけでなく、工業用のLPガス、タクシーの燃料としてのLPガスの供給も行っています。

クリーンで扱いやすく、災害に強いインフラとしてのLPガスの普及を進めています。

楽天側としては、クレックスが持つ顧客に対して電気、ガス、楽天スーパーポイントを組み合わせたサービスを展開していく事が可能になります。

楽天が目指している「楽天経済圏」との親和性も高く、ガス・電力分野での成長が期待されます。

一方、クレックスは新規事業の最重要課題として電力販売分野への進出を目指しています。

HEMSと組み合わせたサービス展開を考えて、楽天との提携を決めました。

お互いのニーズが合致し、今回の提携が実現しました。

今月から、クレックスの顧客1万世帯に対して、電力に関するニーズ調査を実施し、新サービスの可能性をより具体的に探っていきます。

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