一口に節電と言ってもその方法は業界によって大きく変わります。

工場での節電は私たちにとって身近な一般家庭での節電に比べて規模も大きいです。そんな工場ならではの節電方法を紹介していきます。

工場における節電

電力の需要を分散させる

ピーク電力抑制のためには同時に複数の機器や設備を起動せずに時間をずらすことを意識することが大切です。
主に生産ライン、冷却や洗浄工程において役立ちます。

照明や空調機器を高効率な省エネのものに変える

照明に関しては全体照明から局部照明への切り替えも有効的です。
広範囲に渡って作動している空調機器や照明だからこそ省エネのものに変えればより効果も大きくなります。

 

脱電動式を使おう

電力容量を即減らすのに一番簡単な方法は、現在使用している電動式の機器を極力、ガスや蓄熱方式などの電動以外の方式で稼働するものにチェンジすることです。

ただし、以前紹介したガスエアコンのようにガス方式に変えることによって結果的に光熱費が高くなってしまう場合もあるのでご注意下さい。
工場においてはCO2排出量にも配慮する必要があります。

工場全体の操業を平日以外にシフト

社会全体の電力需要が平日に比べ少なくなる土日や祝日には電力の使用制限は適用されません。
節電も無理なく行うことができ、作業自体も減らさずに済むという点においても非常に有意義です。

 

いかがでしたか？今回は工場における節電方法を紹介しました。
規模が大きい分上手く節電出来ればその効果も絶大なものになります。
工場に携わる方は工場ならではの節電方法を理解して効果的な節電を行いたいですね。

節約・削減 2015-04-24