電力自由化が開始され東京電力の新電気料金プランが始まります。
東京電力の電力自由化プランは様々な特徴がありますので、まずは料金表をみてみましょう。
プランはたくさんあります。
【スタンダードS】
従量電灯Bを2段階料金にしたプラン。
300kWhまでが第1段階です。
正直、金額だけでは大差がありません。このプランをオトクに使うには提携ガス会社との電気+ガスのセット割やポイント連携などをフル活用していく必要があります。
区分 | 単位 | 料金単価(税込) | ||
基本料金 | 10A | 1契約 | 280.80円 | |
15A | 421.20円 | |||
20A | 561.60円 | |||
30A | 842.40円 | |||
40A | 1123.20円 | |||
50A | 1404.00円 | |||
60A | 1684.80円 | |||
電力量料金 | 最初の300kWh | 1kWhにつき | 円/kWh | 23.40円 |
上記超過 | 1kWhにつき | 円/kWh | 30.02円 |
【スタンダードX】
基本料金の考え方を実量制にしています(スマート契約)。同時に家電を使わない人は、もしかしたら基本料金を安くできるかもしれません。第1段階と第2段階の料金単価はスマートSと同じなので、家電の使い方に気を使える人でないとメリットは少ないです。
区分 | 単位 | 料金単価(税込) | ||
基本料金(スマート契約) | 1kWhにつき | 円/月 | 561.60円 | |
電力量料金 | 最初の300kWh | 1kWhにつき | 円/kWh | 23.40円 |
上記超過 | 1kWhにつき | 円/kWh | 30.02円 | |
最低月額料金 | 1契約につき | 円/月 | 231.55円 |
【夜トク8】
こちらは夜に電気を使う人向けです。ヴァンパイヤみたいな生活を送っていて、休日も昼間は寝てて夜中活動派の人は検討してもいいかも。23時〜翌朝7時までの料金単価が安くなっているんです。
区分 | 単位 | 料金単価(税込) | ||
基本料金(スマート契約) | 1kWhにつき | 円/月 | 210.60円 | |
電力量料金 | 昼間時間 午前7時~午後11時 |
1kWhにつき | 円/kWh | 32.14円 |
夜間時間 午後11時~翌午前7時 |
1kWhにつき | 円/kWh | 20.78円 | |
最低月額料金 | 1契約につき | 円/月 | 231.55円 |
【夜トク12】
夜トク8の夜間時間帯を伸ばしたプラン。21時〜翌朝9時までの料金単価が安いんです。ちょうど12時間。ビジネスマンには親和性がありそうな気もします。
区分 | 単位 | 料金単価(税込) | ||
基本料金(スマート契約) | 1kWhにつき | 円/月 | 210.60円 | |
電力量料金 | 昼間時間 午前9時~午後9時 |
1kWhにつき | 円/kWh | 33.76円 |
夜間時間 午後9時~翌午9時 |
1kWhにつき | 円/kWh | 22.55円 | |
最低月額料金 | 1契約につき | 円/月 | 231.55円 |
上記を参考に考えてみるとスマート契約は男性の一人暮らしには合わないようにも感じます。
スマート契約という実量制で基本料金が決まるプランが登場しています。
しかし電気代の節約・節電に気を使っていない人が多いのでは?
仕事から帰ったらとりあえず電気と冷房とテレビをつけて、コンビニ弁当を電子レンジで温める……といいた具合で、寝るまでの間に色々な家電を同時に使うことがほとんど。洗濯も同時にしちゃうときだってあります。
そんな人にはこのプランはオススメできません。
ぜひ自分の生活スタイルにあったプランを見つけてくださいね。