明るさダウンで3000円お得に。テレビの電気代節約方法
一日平均168分
1日のうちで、テレビを見る時間はどの程度でしょうか?
年代によって異なりますが、日本人一人当たり平均で約168分という数字が、総務省の2013年の調査で示されています。約3時間弱に相当します。「自分はそんなに見ていない」という方も多いと思いますが、あくまでこれは平均であって、年齢が高くなるほど、時間も増える傾向にあります。
テレビを長時間視聴することは、目に良くないだけでなく、体の健康にも好ましいことではありません。
同じ姿勢で長く座っているのですから、姿勢も悪くなります。その上、電気代もかさみます。テレビのつけっ放しはNGです。見ないときは消すようにしましょう。
視聴時間を1時間減らした場合
液晶テレビを1日1時間見る時間を減らすとどの程度の省エネ、節電効果があるのでしょうか。
省エネルギーセンターの試算によると、32型の液晶テレビの場合、年間の省エネ量は16.79kWh、電気代の節約は約370円です。プラズマテレビの場合は、年間56.58kWhの省エネ量で、節電額は約1240円となります。テレビを1時間見る時間を減らすだけでこのような節約になるのですから、是非心がけたいものです。
明るさ設定で簡単に電気代節約!
テレビの場合、見る時間と同時に、画面の明るさに注意しましょう。
画面が明るすぎると、目に悪影響を及ぼす上、消費電力量を押し上げます。液晶の32型テレビでは、画面の輝度(明るさ)を「最大」から「中央値」にレベルダウンすると、年間27.10kWhの省エネにつながり、電気代で約600円の節約になります。プラズマテレビの場合は、省エネ量は151.93kWhで、節約額は何と3340円に達します。
主電源でOFF
テレビを消す時は、主電源をoffにしましょう。
リモコンでoffにしても、時刻などのためにテレビは待機時電力を消費しています。旅行などで長期間不在にするときは、主電源を切り、プラグもコンセントから抜くようにしましょう。テレビゲームの場合、ゲームが終わると画面が暗くなるので、そのまま電源を切るのを忘れがちです。テレビの主電源を必ず切るようにしましょう。テレビの画面は、静電気でほこりを寄せ付けやすくなっています。ほこりがついた状態では、画面の明るさが低下します。1週間に1度くらいは画面のお掃除も忘れずに行いましょう。
・極力視聴時間を減らそう!
・明るさ設定は中央値に!
・こまめに画面のお掃除を
・主電源で電源OFF!