新電力を選ぶポイント
nakatani
2015年5月25日
電力自由化解説
値段が安くなって、サービスが向上します、600社以上の新電力が電力自由化の実施される2016年4月に一気に参入してきます、とこれまで繰り返し述べてきました。電力自由化の実施まで1年を切った今、いざ自由化が始まった時にどのように新電力を選べばよいのか考えておかなければいけません。
新電力を選ぶ2つのポイント
600社もある新電力をいちいちすべて検討していたのでは、時間が無限にかかってしまいます。結局、今のままの一般電気事業者でいいや、となってしまってはせっかくのチャンスも生かせません。そうならないためにも、新電力を選ぶ際の2つのポイントを挙げます。
電気が本業かどうか
セット割があるかどうか
この2点が分かりやすく簡単に比較できるポイントです。
電気が本業かどうか
一般電気事業者や発電業者など電気の事業を本業としている会社と通信会社やハウスメーカーなど電気の事業は自由化を機に始めるという会社があります。電気が本業の会社は発電設備を持っている事がほとんどなので、発電方式を選びたい人に合います。一方で、本業ではない場合は一般電気事業者が発電した電気を買って販売することがほとんどです。発電方式自体は今と変わらないのですが、自社の本業とのセット割を発売する可能性が高くなります。
セット割があるかどうか
電気事業が本業ではない会社の場合、本体の事業との相乗効果を高めるためにセット割があります。せっかくセットになってもその事業が自分と関係なければ意味がありません。そこで、自分が利用しているサービスとのセット割があるかどうかは確認しておかなければいけません。
この2点を抑えておけば600社の新電力もある程度まで絞り込む事ができます。せっかく多くの選択肢から選ぶ事ができるようになるので、できるだけそのメリットを最大化できるようなプランを選びたいですね。
特定規模電気事業者(PPS) 2015-05-25
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