目次
あなたの家には家電がいくつありますか?
その中で常にコンセントにつないでいる家電はいくつありますか?
電源をつけていなくてもコンセントにつないでいるだけで電気代はかかってしまいます。
電気代を節約したい!そうお考えならまずはこの待機電力を見直してみてはいかがですか?
そもそも待機電力って?
正式名称は「待機時消費電力」といいます。
その名の通り待機しているときに消費する電気の事です。
電源を消していてもコンセントとつながっているだけでわずかとは言え常に電気は消費されていっています。
待機電力でどれくらい消費されていっているの?
経済産業省が行っている調査(エネルギー使用合理化促進基盤整備事業 (待機時消費電力調査) 報告書 )を元に待機電力について考えてみましょう。
一般家庭の年間の平均消費電力量は4,432kwhとされています。
なんとそのうちの288kwhが待機電力として消費されていたのです。
割合にすると5.1%もの電気が無駄になっていたのです。
電気代に直すと、年間で7200円分の電気が無駄になっていたのです。
どんな家電が待機電力が高いの?
現代の家電は待機電力を使わないように研究されています。
そのためほとんどの家電の待機電力は1W以下に抑えられています。
しかし、テレビ関連の家電やパソコン関連の家電は待機電力が高い傾向にあります。
これらの家電は使わない時もコンセントをつなぎっぱなしにしてしまいがちです。
こまめにコンセントを抜くと電気代の節約につながります。
主電源を切るだけではダメなの?
前出の経済産業省の調査によると主電源を切るように心掛けると、平均で年間228kwh無駄になっていた電気を184kwhまで減らすことができます。
一方で、コンセントから抜くことを心掛ければ116kwhまで無駄を節約することができます。
コンセントを抜くのはめんどくさい…
いちいちコンセントを抜くのは面倒くさい、そんな方はスイッチ付きの電源タップ(延長コード)を使ってみてはいかがでしょうか?
いちいちコンセントを抜かなくても手軽に待機電力を減らすことができます。
しかも、これらの電源タップの値段はどんどん安くなっていっているので、節約するためにお金を使う、なんてこともありません。
ぜひ活用してみてください。
年間で7200円分の電気代は無駄でした。
こまめにコンセントを抜くことで無駄な電気代を半分以下に節約できます。