冬季や梅雨・秋雨の時期には、布団乾燥機が大活躍。これから購入を検討している方にとっては、機種の選び方や使用スタイルが気になるところかと思います。
布団乾燥機は毎年、各メーカーから多機能の機種が登場していますが、そのお得な選び方・使い方には共通の原則があります。今回は、すでに布団乾燥機を持っている方も活用できる、その基本ルールをお伝えしていきます。
設定:乾燥はこまめに短時間、ダニ退治はときどきフル稼働
さまざまなメーカーから登場している布団乾燥機ですが、乾燥コースは各社とも消費電力は500Wh前後、運転時間は1時間弱と、大きな違いはありません。電気料金を1kWh=25円とすると、乾燥コースには約12円の電気代がかかります。省エネ化が進んでいるとはいえ、これを毎晩続けると、1年では4380円。さらに、2人、3人と家族が増えると、時間もそれだけかかってしまいます。
乾燥モードのコストを減らすには、まずは小さな工夫から。目覚めた時に布団を大きくめくり、夜の間にこもった湿気を逃がしておきましょう。そして、寝る前の布団の温めには、乾燥モードを短時間のみ、10分ほど使えばOKです。これで、電気代は半分以下になり、時間もコストも節約できます。
一方、ダニ退治コースは乾燥よりも高温で加熱するので、電気代は2倍以上かかります。しかし、ダニ退治は最後までやらないと、布団に残った低温エリアにダニが逃げ込み、駆除効果がほとんどなくなってしまいます。ダニ退治の場合は、間隔を数日〜数週間空けても構いませんので、きちんとフルに行いましょう。
機種選び:ダニ退治の運転時間に注目!
さて、これから購入する方が気になるのは、機種選びです。消費電力そのものはメーカー間でさほど違いはないのですが、実は、ダニ退治にかかる時間には大きな差があります。短いところで1時間半、長いと5時間かかるものもあるのです。
先ほどお伝えしたように、ダニ退治はフルに使わないと意味が薄れてしまい、かつ消費電力も大きいコース。その時間が長ければ長いほど、電気代の負担もぐっと上がってしまいます。新たに布団乾燥機を選ぶ際には、ダニ退治コースにかかる時間をチェックしましょう。
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