冬の暖房は多くの種類があります。エアコン、石油ストーブ、電気ストーブなど様々です。それぞれ特性が違っていて、一概におすすめを挙げることはできません。部屋の中で寒いところと暖かいところが出てしまう暖房や、電気代の節約が難しい暖房など特徴があるいので、それぞれのライフスタイルに合ったものを使用しなければいけません。しかし、床暖房のランニングコストが低いことが話題になっています。ただ、設置費用が何よりも高いのが床暖房です。一体どれくらいランニングコストが安く、元をとるのにどれくらいかかるのでしょうか?
気になる設置費用は?
床暖房には、電気式・ガス式・温水式の3種類があります。今回は電気代の節約に主眼を置いているので、電気式に限定して考えてみましょう。では、電気式の床暖房の設置費用はどのくらいでしょうか?6畳で30万円程度、12畳で60万円程度と言われています。寒い時期だけしか使わない床暖房にこれだけの設置費用をかけるのは二の足を踏む方も多いのではないでしょうか?しかし、ランニングコストまで考えて設置を検討するようにしましょう。
ランニングコストはどれくらい?
エアコンの電気代は1時間当たり20円程度だとされています。1日8時間使うとして1日160円、1カ月30日で4800円ほどになります。1年の内暖房が必要なほど寒い季節は11月から2月までの4カ月とすると年間でおよそ19,200円になります。一方で、床暖房は1時間当たりの電気代は13円程度です。同じ計算をすると1年で、12,480円ほどになります。1年間で、6,720円の電気代節約になります。6畳用のエアコンの購入費は6万円程度で、床暖房が30万なので、元を取るには30年以上かかってしまいます。
結局、寒い冬を乗り切る最強の暖房は?
床暖房は、エアコンに比べて電気代は安く済みます。しかし、設置費用が高いというデメリットがあることが分かりました。つまり、元から床暖房が設置されている部屋へ引越せば、電気代節約を実現しつつ、設置費もかからないということになります。引っ越しの際には床暖房の有無を一つの基準にしてみると良いかもしれません。
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