家電を工夫して節水その1
節水、エネルギ-の節約にポイントを絞って一般家庭を改めてみてみると、一番注目するべきは、水道水使用量の多いものということになります。まず、毎日使われて、中止することがむつかしいのは洗濯機になります。そして人間も生き物の仲間ですからトイレにはいかないわけにはまいりません。その視点でいうと水洗トイレにも注目する必要があります。
洗濯機
洗濯機において、節水するということは極論すると洗濯する回数を減らすことが一番効果があります。洗濯機に8分目の洗濯ものを入れるのが適量といえます。目いっぱいれると、汚れがきれいにならなかったり、いつまでも洗い続けたりするので電気代もかかってしまいます。
洗濯物はある程度ためて、8割程度になってから洗濯にかかるのが一番節水、節電になります。次に洗濯機に投入する順番にも気を付けましょう。洗濯機に重い物(大きい物)から入れていくと、洗濯機の回転時間の短縮になります。
それからたくさんの洗濯物を一度に洗う場合、洗濯ネットの活用が効果的です。また衣類のシワ防止にも効果的です。そして洗濯機を回すときは普段汚れなら「洗い5~10分、すすぎは2回以上」捕逸も念頭に入れておきましょう。
普通の汚れの場合、短時間洗濯で十分きれいです。そうすることで、時間も水も電気も節約しましょう。洗いの時間を必要以上に長くすると、衣類の劣化と色落ちが進んだりするので、一律洗いをしっかりということはやめましょう。
そして絶対に実施するべきなのは、風呂のあまり湯を洗濯に使うことです。此れ,効果大です。そのために、その機能の付いた洗濯機を使うか、簡単な陽水ポンプを購入することを強くお勧めします。ポンプ代はあっという間に回収できるはずです。
便器
トイレの水洗便器の水道使用量はかなり大きいです。すぐできる節水方法は、大と小の使い分けをきっちりとすることです。ある調査によると、水流の音を出すために小でも大の方にハンドルを回す女性が沢山います。そのために、最近はおと姫に代表される効果音を出す装置の市販されています。そしてそういう装置を、装着することでハンドルを無駄に大のほうにしか流さないということを、やめるべきでしょう。
水量が一ケタ変わってきます。またトイレの水洗タンクの中に仕掛けをすることで、水量を大幅に減らすことが出来るアイテムも沢山市販されています。代表的な物としては、水洗トイレ節水器ロスカットでしょう。 価格は2,000円前後で、ネット通販で簡単に手に入ります。水洗タンク内には、ゴムフロートという部品が付いています。
節水器ロスカットはこのゴムフロートに取り付けることにで、無駄なミスが流れることを防ぎます。もう一つがウォーターセーバー になるでしょう。簡単にトイレの水量を節約できます。水洗タンク内のフロートバルブの上に載せるだけでとりつけが非常に簡単です。
水槽レバーを上げている時はだけ、水が流れるようになります。最後はちょろちょろと流れるということが一切なくなります。
家電を工夫して節水その2
風呂がらみでは、いかに使用する水道料を減らすかということが最大のポイントになります。シャワ-は想像以上に水道水を使用しますので、節水効果は大きいです。また風呂の中の浴槽になみなみとためるお湯の量も知恵を絞ることで圧縮することが出来ます。そして、節水することで自動的にエネルギ-の節約になっていることが多いです
シャワー
シャワ-は手軽さから風呂と比べて気軽に使えることから、節水、そしてエルギ-の節約になっていると思われがちですが、実はそれほどでもないのです。1分間で6リットル程度、標準のシャワー時間が15分ですから、ざっと計算すると100リットル近くの水を使っていることになります。
ちなみに 浴槽に貯めるお湯の量はおおよそ200リットルなので、シャワーを使うと浴槽の半分の水道水から作った湯を捨てているのです。まずは、風呂に入った後は体を洗った場合の流し湯は浴槽の湯を使うことをお勧めします。つまりシャワ-は極力使わないようにすると、節水はかなりはかどることでしょう。とはいうものの、シャワ-は大変気持ちが良いのでやめるわけにはゆかないという人も沢山おられるでしょう。
そういう人のためには、節水シャワーヘッドとか勢いUPシャワーヘッドが市販されています。シャワーヘッドの穴の数を減らし、水が通る断面積を小さくすることで流速をあげて、利用者の体感は以前と同じ、あるいはさらに良くなって、使用する水量はへっているという優れものです。
商品ごとで効果にはかなりのばらつきが見られますが、2割近くの水量の圧縮が出来たというモニタ-利用者のレポ-トがネット上に公開されています。利用してみて、損はないものだと言われています。
お風呂
日本人である以上、多くの人が風呂に入ることは間違いありません。一日の疲れを風呂に入ることで癒すという人が大変多くいます。お湯張りを毎日する家庭では、ちょっとした工夫で浴槽にためる水道水の量を削減する方法があります。
湯針をするときに、数本のペットボトルを浴槽に入れておきます。しょう。ペットボトルは、水が入っていないといけません。そしてそのまま、水を張って沸かすか、落とし込みの方法で風呂を沸かします。 すると、ペットボトルの容量の分だけ、浴槽にたまるお湯の量が減りますので節水になります。
大きな浴槽の場合、その本数を増やせばその分だけ節水効果が期待できます。それから、夏場の節水に役立つ入浴法としては『半身浴』に挑戦してみるのはどうでしょうか。なんといっても、半身浴は、その名のとおり体の半分(下半身)だけを浴槽の中に置きます。上半身は上に出ています。夏場なので、風邪を引くということもありません。 十分に温まりたい場合でも、下半身で温められた血液が全身を流れるのでポカポカしてきます。浴槽にためる湯量が半分になるので節水効果は大きいです。
節水かつ節約も
水を様々な形で利用するための家電品、そしてガス器具においては、節水のためにいろいろと工夫する予地が沢山あります。そして節水するということは同時に電気、ガスのエネルギ-の節約も同時に進めることになるのです。
電気代を抑える
毎日の日常生活の中で節約するべきは電気とガスの使用量ということになります。電気の場合は、いろんな切り口で節約につながる手法があります。2016.4に家庭用電気の自由化が始まり、今まで選べなかった電気会社が複数の会社から選べるようになりました。
新しい電気会社には、母体がガス会社であるとか、電話会社であるとか、石油会社であると多岐に立っています。使用料が、極端に少ない場合を除いて、多くの個人需要家は電気会社を変えることで電気使用料金を安くすることが出来ます。
あるいは、電気料金以外の特殊な浮体のサ-ビスを受けることもできるようになります。契約の見直しの後は、古い電気器具は買い替えましょう。特に電気量をたくさん必要とする、エアコンとか暖房機器は古い機種の新しい機種とでは、電気の使用量が倍以上異なります。
毎日使うエアコンで10年から15年立つものは買い替えることをお勧めします。個別の電化製品の使い方にに様々な工夫をしてみるべきでしょう。節水をすることが電気の節約になることが多いです。すべての家電製品にいえることですが、待機電力を使ってフルタイム通電している家電が多いです。本当に待機しておかせる必要にない家電製品は、コンセントを抜いておきましょう。
ガス代を抑える
一番初めに考えるべきは、地方都市の場合になりますがねプロパンガスから都市ガスへの切り替えを条件が整っていれば断固、断行することです。このことは日本中、いたるところで当てはまります。付き合いのことがあり、一度契約したフロパンガスは契約更新がむつかしいところも多いです。ただそれを差っ引いても、値差は大きいので真剣に検討する値打ちは有りです。
ガス器具個別の使い方の工夫で、使用ガスの無料は大幅に圧縮することが出来ます。風呂の場合、家族が固まって同じ時間帯に入浴することで追い炊きをしないことは大切です。また浴槽には必ず蓋をすることを実行することも有効なエネルギ-の節約法になります。
シャワ-には節水シャワーヘッドを使用することで節水にもなりますし、ガスの使用量も減ることになります。
食器を洗う場合は、給湯器は使わないずに、水道水であらうことを心がけましょう。冬場で冷たい時はゴム手袋を活用しましょう。そして溜め洗い(つけおき洗い)をすることで使用水量、使用ガス量を減らしてみましょう。