電気代は重要な節約項目!
限りある電気を大切に!
家計において電気代はその気になれば減らせる重要な支出項目。また、大震災を経験した日本人にとって、限りある電気を無駄なく使うことはとても大切なことでもあります。電気使用量が大きいのはエアコン。次いで冷蔵庫、照明器具、テレビの順に続きますが、これらの電気使用量の多い家電品を中心に節約を心掛けるのが効果的です。最近はLED照明などのほか優秀な省エネ家電が続々と誕生していますが、電気代の節約を考える時に一番大切なのは、家電製品の上手な使い方。無理に買い替えをしなくても、今ある家電製品を大事に、賢く使って電気代を節約するのが、主婦の腕の見せ所!だといえるでしょう。
エアコンの節約術!
夏は冷房に、冬は暖房にと大活躍のエアコン。夏の昼間はエアコンをつけずに我慢して、家族がそろった時だけ冷房を入れるなんて節約方法を聞きますが、「冬の寒さは我慢できない」という人も多いでしょう。冬の寒い時期、電気代を節約してエアコンを使用するには、設定温度は20~22℃が目安です。設定温度を下げても快適さを維持するため、湿度50%を目安に加湿すると、設定温度が低くても暖かく感じることができます。設定温度を上げなくても、湿度の調整で節約しながら暖かく過ごすことができるのです。温かさをキープしつつエアコンの電気消費をおさえる方法は・・・
・風向き下向きにして暖かい空気を循環させる
・一枚服を多く着て、設定温度を20~22℃にキープする
・室外機の周りやフィルターを掃除して暖房効率を上げる
・サーキュレーターを併用して空気を撹拌する
・加湿器の併用や洗濯物の部屋干しで湿度50%を維持する
などがあります。
冷蔵庫の節約術!
エアコンの次に電気代がかかる家電は冷蔵庫!
家族のために食材をため込み、日夜フル回転の冷蔵庫。電気を使い続けて食材の鮮度をキープしているだけに、その消費電力は馬鹿になりません。意外と買った時のままでいじらない人が多いのですが、冷蔵庫の設定温度の「弱」にするのと「強」にするのとでは、電気使用量に20%もの違いが出るとも言われています。冷蔵庫の設定温度は、買ったままいじっていない人は一度実践してみてください。外気温が低い冬は「弱」に、食材の傷みやすい夏場は「強」にして、食材を衛生的にキープ!100円ショップなどで購入できる冷蔵庫用カーテンも、節電に大きな効果を発揮します。定期的に庫内を掃除して食材を美味しく保存し、上手に消費電力を抑えて節約!家族の健康を守る主婦の技量が問われる、大事な節約どころです。食材のおいしさを保って冷蔵庫の消費電力を抑えるには・・・
・冷蔵庫は背面10㎝、側面2㎝開けて配置し、上に物を置かない
・季節にあわせて庫内の設定温度をマメに調節する
・頻繁に使う物はドアの近くにおいて、ドアの開閉を少なくする
・冷蔵庫は食材を詰めすぎず、冷凍庫は食材をぎっしり詰める
・熱いものは冷ましてから冷蔵庫にいれ、庫内の温度をあげない
など