電気を多く使う家電品の年間の電気代について見ていきましょう。
なお、年間の電気代を計算する場合には、国の「省エネ性能カタログ2014年冬版」をベースにして、1kWhあたりの電気料金は27円としています。
冷蔵庫
401L~450Lクラスのもので、5つ星の多段階評価になっている12機種の場合には、消費電力量の年間の平均が217.5kWh、電気料金の年間の目安の平均は5,873円になります。
照明器具
蛍光灯器具で6畳~8畳用では、5つ星の多段階評価になっている2機種の消費電力量の年間の平均が100kWh、電気料金の年間の目安の平均は2,700円になります。
テレビ
50V・52V形の大型のテレビでは、5つ星多段階評価になっている6機種の消費電力量の年間の平均が77kWh、電気料金の年間の目安の平均は2,079円になります。
エアコン
8畳~12畳用の冷房能力2.8kWのエアコンでは、5つ星多段階評価になっている5機種の消費電力量の年間の平均が779kWh、電気料金の年間の目安の平均は21,033円になります。
このように、エアコンの場合の電気料金は、かなり冷蔵庫の電気料金よりも高くなります。
「省エネ性能カタログ2014年冬版」の場合には、実は3.6ヶ月間冷房を使用、5.5ヶ月間暖房を使用、1日あたりそれぞれ18時間使用する際の消費電力量を表示しています。
しかしながら、実際にはエアコンをこれほど使用しないという人が多くいるかもしれません。
同じ能力や大きさの家電品でも、大きな消費電力の場合には年間の電気料金が高くなるため注意しましょう。