暖房の消費電力は夏の冷房に比べると多くなる傾向にあります。
しかも、暖房はいろいろな種類があって、どれを使うのが一番効率良く電気代を節約できるのかきちんと比較検討しなければいけません。
今回は、いくつかの暖房器具を1時間消したらどれくらい電気代が安くなるのか考えてみました。
エアコンを1時間消した場合
今やもっともポピュラーな暖房機器となったエアコン。
そのエアコンを1時間つけなかったらどれくらい電気代を節約することができるのでしょうか。
毎日1時間エアコンをつけなければ年間で、40.8kWhの消費を抑えることができます。
電気代に換算すると年間900円の節約になります。
石油ストーブを1時間消した場合
エアコンと並んで普及率が高い暖房といえば石油ストーブです。
賃貸マンションなどで使用できない家庭も増えてきていますが、今でも暖房といえば石油ストーブという方も多いと思います。
では、この石油ストーブを1時間消した場合、3.7kWhほどの節電になります。
石油の料金も合わせると年間で1,300円ほどの節約になりそうです。
ガスファンヒーターを1時間消した場合
石油ストーブに代わってメジャーな暖房器具になってきたガスファンヒーターの場合を考えてみます。
ガスファンヒーターを1時間消した場合、電気は3.8kWhの節電になります。
これにガスの使用量も抑えることができるので、結果として、2250円ほどの節約になります。
まとめてみると、以上のような結果になりました。
毎日少しずつでも使用する時間を減らせば、電気代の節約につながりますね。
ただし、エアコンなどはこまめにつけたりけしたりするよりもつけっぱなしの方が電気代を押さえられるので、注意が必要です。
実際に、夏にエアコンをつけっぱなしにしてみた記事もあるので、参考にしてみてください。
「最近流行りの『エアコンを一ヵ月つけっぱなしにすると何円になるか』検証してみました」