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1年で最も電気代が高くなる冬。
春や秋と比べて冬の電気代は約1.7倍にもなります。そんな冬だからこそ電気代を節約したいところですが、エアコンの設定温度や湯たんぽ活用だけでなく、事前に準備しておくことで実施できる電気代節約術もあります。
-上級者向け-冬になる前にしておくべき電気代節約術!
今回は「こたつ」「エアコン」「石油ストーブ」「窓」の事前にできる電気代節約術をご紹介します。
こたつ―「断熱マット」で1000円お得
こたつは他の暖房器具と違って、温める面がほとんど床と接しています。
そのためせっかく温めたコタツの中の温かみも床へと逃げてしまいます。これを防がない手はないため断熱マットの購入を検討しましょう。
600円-1000円程度で購入できます。
夕から晩の1日4時間コタツを利用する方であれば、温度設定位を設定を「強から中」へと変更することで「断熱マット代」は1年で取り戻せるほどの節電効果があります。
エアコン―フィルター清掃で1000円お得
家庭の中で消費電力量1,2位を争うエアコンです。
よく聞く話ですが、エアコンのフィルター清掃はなかなか節約効果が見込めるそうです。
清掃すれば節約になるというわけではなく、重要なのは清掃の徹底よりも頻度が大切です。
水掃除をサボりがちな秋冬も手を止めずに月に1回はフィルター清掃を続けていきましょう
月1回のフィルター清掃を続けていくことで、年間1000円の節約効果が期待できます。
石油ストーブ―コスパは石油ストーブの勝ち。家事のリスクを回避しよう
電気ストーブと石油ストーブ、どちらがお得かご存知でしょうか?
1時間であたりに必要な料金は
電気ストーブが約10円
石油ストーブは約20円かかるため、運用コスト自体は電気ストーブのほうが断然お得です。
しかし、石油ストーブの暖房効果は電気ストーブの約5倍を誇るため、同じだけ部屋を暖めるとすれば石油ストーブのほうが断然お得ということになります。
それと同時に、火事や事故のリスクにおいては石油ストーブのほうが高いです。
そのため冬になる前に、去年の灯油は捨てる、芯の交換を行うなどの下準備をしておいて事故のリスクを軽減しておきましょう。
窓―熱効率のいい家にし、全暖房器具をバックアップ!
窓の密閉性を高めることで、エアコン、加湿器、ストーブなどすべての暖房効果を高めることができます。
少し大がかりですが、窓を2重窓に変更したり、ガラスを断熱ガラスにし、熱効率のいい部屋づくりに努めましょう。
リフォームまでは手が出ないにしても断熱シートを張るだけでも効果は見込めますので、暖房器具そのもの以外にも工夫を凝らせることで、お得に温かい冬を迎えましょう。
・こたつの下には断熱シートを敷こう!
・エアコンフィルターを清掃しよう!
・古い灯油は廃棄して、コスパのいい石油ストーブを使おう!
・2重窓など熱効率のいい家にしよう!