ホットカーペットのつけっぱなしをオススメしない二つの理由

答えは「電気代」と「安全性」です。

ホットカーペットつけっぱなしで電気代４０００円

ホットカーペットをつけっぱなしにしておくと電気代は一体いくらくらいになるのでしょうか。

一般的な家庭で多く使用されている２畳タイプのホットカーペットを想定して電気代を見てみましょう。

電気代は６時間で中なら26.8円、強で38.4円です。一ヶ月にすると、中が804.4円で強が1154.1円です。6時間で計算しているため24時間一ヵ月つけっぱなしにしたとすると、単純計算でおよそ4000円程度です。

しかし、当然ですが冬にかかる電気代はこれだけでは済みません。ホットカーペットだけで部屋全体を温めることはできないからです。ホットカーペットに接触している部分だけが暖かいのみで部屋の空気はひんやりしていますので、結局他の暖房器具と併用する必要が出てきます。

低温やけどの可能性あり

そして気を付けたいことがあります。

暖かくて心地よいのでついうとうととホットカーペットをつけっぱなしのまま居眠りなんてことをしたことがある人も多いかと思いますが、これは非常に危険なのです。

ホットカーペットの熱は長時間同じ部分に当たり続けていると、低温やけどの危険があります。低温やけどは表面的にはそれほどひどいやけどには見えないものですが、実は皮膚の奥まで焼いていることがあります。

最近のホットカーペットは長時間つけっぱなしにしていると自動でスイッチがオフになるものもありますが、古い型だとそういった機能はついていませんので、寝る時に暖かいからといってホットカーペットを布団代わりにしていると、後で大変なことになりかねません。安全性に問題がありますので、ついうたたねしてしまうという人は気をつけて使用しなくてはいけませんね。

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ホットカーペット 2015-10-09