突然ブレーカーが落ちて停電すると困りますよね。実はブレーカーには複数種類があります。ブレーカーの種類によって、ブレーカーが落ちる原因も変わってくるのです。
まずはブレーカーそのものについて知りましょう。
アンペアブレーカー
大半のブレーカーが落ちる原因として考えられるのがこのアンペアブレーカーです。
契約電力を上回る電力を使用すると自動的にこのアンペアブレーカーが落ち電力の供給が止まります。
漏電ブレーカー
安全を保つために、漏電が起きた場合作動するものです。
電化製品や電気配線が漏電を起こした場合自動的に作動し電力の供給をストップさせます。
この漏電ブレーカーが落ちた場合は家電製品のコンセントを全て抜きましょう。
そして、再びブレーカーのスイッチを入れ直します。それでもすぐにブレーカーが落ちる場合は配線の漏電が考えられます。
安全ブレーカー
家の中のコンセントまでの回路とそれぞれ繋がっています。
機器の故障によるショートや、回路ごとに定められた許容電流を超えた電流が流れた場合に電力の供給を自動的にストップさせます。
この安全ブレーカーが落ちた場合には他と違い、停電するのは家の一部となります。
アンペアブレーカーと安全ブレーカーが落ちるのは、簡単に言えば電力の使い過ぎが原因です。
電力の使い過ぎを防ぐためには各家電製品がどのくらいの消費アンペアなのかを知る必要があります。
次回は各家電製品の消費アンペアについてみていきましょう。