2016年4月の小売電力自由化に向けて、ソフトバンクは東電と提携して電力小売を行うことが明らかになりました。
東電は2015年3月ごろから提携先を探して調整に入っていました。
ドコモ、auなどの大手携帯通信会社との交渉に入っていたようですが、この度、ソフトバンクと提携することを決定しました。
両社は今後、具体的なプラン設計や料金体系の決定など詳細を協議していく模様です。
携帯料金とのセット割が予想される中、夏までには詳細が発表される予定です。
ソフトバンクの孫社長が肝いりで始めたソフトバンクエナジーによる電力事業。
4月15日に行われた組織改編では、発送電分離を社内で行いました。
発電を行うソフトバンクエナジーと電力販売を行うソフトバンクパワーを分離しました。
ソフトバンクパワーはソフトバンク本体に組み込まれ役員も一新されました。
ソフトバンク通信事業の幹部クラスが役員として就任したことからもソフトバンクの電力に対する本気度がうかがえます。
一方、東電との提携に失敗したドコモ、auの各社も提携先を探しています。
大手電力関連企業との提携をもくろむ両社は、正式な発表はされていませんが、ドコモは東京ガスとauは関西電力との距離を縮めているようです。
今年の夏ごろまでには各社正式な発表がされるとみられています。
参照元:http://diamond.jp/articles/-/70731 , http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20150427/280470/?rt=nocnt