スマートグリッド 日本の電力自由化を支える技術。
nakatani
2015年6月10日
電力自由化解説
従来の送電網とスマートグリッド
送電網の目的
具体的な説明に入る前に、送電網の目的とは何かを説明します。
それは「電気を安定的に消費者に送ることです。」この安定的とはどういうことか、説明した記事がありますのでそちらを参照してください(記事:安定供給とは)
従来の送電網
周波数を安定させるために、電気の需要と供給を合わせる必要があるのですが、
従来の送電網を利用して配送電を行うと、30分ごとの電力需要を予測し、電力を供給することになります。
この需要予測に基づく供給は、周波数が変化しない程度には正確です。
しかし、あくまでも30分ごとの予測ですので、電気を多く作ることがあります(停電の原因になるため、少なく作りすぎることはない)。
多く作るということは、その分無駄に発電しているということです。このような無駄を生むという課題が、従来の送電網にはあります。
スマートグリッドは普通の送電網と何が違うのか
スマートグリッドを利用することで、従来の送電網で生まれる無駄をなくすことができます。
流れとしては下記のようになります。
・スマートメーター(リンク)から各消費者(家庭、工場、オフィスビルなど)の電力需要のデータを取得し、一瞬でスマートグリッドに送信する。
・スマートグリッドがそのデータに基づき必要な電力を供給する。
このように1秒や1分単位で消費者の需要を把握し、電力を供給するため、従来のような無駄を省くことが可能になります。
例えば、工場とオフィスが各々30kw・50Kw電力を消費していたとします。スマートメーターがスマートグリッドに対して、工場とオフィスで合計80kwが必要であるという情報を提供します。それに応じて、スマートグリッドが電力を提供します。
ですが、これだけ聞いてもスマートグリッドになることで、消費者のみなさんにどのようなメリットがあるのかわかりませんよね。次回は、スマートグリッドによる消費者メリットに関して書きたいと思います。
エネルギー管理システム 2015-06-10
この記事に関連するキーワード:エネルギー管理システム
節電、節約でこんなお悩みをお持ちの方!
- ■忙しくて節電、節約している時間がない
- ■続けることが出来ない
- ■何をしたらいいかわからない
そんな方は
まずは電力会社を変更してみてはいかがでしょうか?
簡単な手続きで
年間で2万円?3.5万円節約できるケースも少なくありません。
- ◇電気の安全性はこれまでと変わらない
- ◇簡単な手続き、初期費用など無し
- ◇5分程度で料金シミレーションが出来る。
まずは試しに5分程度で出来ますので料金シミレーションで今の電気料金と比較をしてみましょう。
以下料金シミレーションが出来る、おすすめの電力会社をご紹介します。
【Looop でんき】?
?全国対応、シンプルに電気代が安い?
オススメポイント
- ◇基本料金0円
- ◇解約違約金0円
- ◇シンプルに電気代が安い
- ◇2?3人以上の世帯は特にお得になる!
紹介記事
1、Looopでんきと全国の電力会社と比較してみました?
2、関西在住者必見!関西電力、大阪ガス、Looopでんきの電気代を比較しました。
Looopでんき 公式ページで料金シミレーションで比較する?
【東京ガス】
?豊富なセット割で利用者80万人超え?
オススメポイント
- ◇ガス+インターネットなどの豊富なセット割
- ◇登録件数80万超え
- ◇充実のサポート制度
紹介記事
東京ガス 電気+ガス+インターネットの三位一体割引!
東京ガス公式ページで料金シミレーションで比較する?
【ENEOSでんき】
?ガソリン、灯油、経由がお得に?
オススメポイント
- ◇ガソリン、灯油、経由がお得に
- ◇長期契約割引
- ◇Tポイントがたまる
紹介記事
「ENEOSでんき」使えば使うほど電気代とガソリン代がお得に!?
ENEOSでんきの公式ページで料金シミレーションで比較する?