先日セブンイレブンが関西圏の1000店舗で電力契約を東京電力に切り替えることを発表しました。
値上げの続く関西電力から電力契約を切り替えてコスト削減を図りたいという狙いです。
詳しくは「越境販売 東京電力が関西圏のセブンイレブン1,000店に」
全国のサークルKの4800店舗を対象に電力見直しへ
サークルKは9月までに約2800店舗の電力契約を見直し、電力会社を新電力に変更したり、大口契約を行ったりして、電気代の削減に取り組んできました。
見直しの内容や契約先は地域や店舗によって違うので明らかになっていません。
セブンイレブンのように新たに一つの電力会社と契約を結びなおすようなことはしないようです。
また、今後さらに2000店舗についても電力契約の見直しを実施するとしています。
サークルKは全国で約6300店舗展開しています。そのうちの大半が対象となっており、残りはビル内に入居していたり駅中に合ったりと契約の変更ができない店舗のようです。
小規模店舗が使用するのは一般家庭と同じ低圧電力なので、現在までに見直しが行われているものは、高圧電力に切り替え、新電力と契約するといった対応をしているとみられます。
店舗の電力見直しがトレンドに
2016年4月に控える電力自由化で、一般家庭に加えてコンビニや商店などの小規模店舗も自由化の対象になります。
より消費電力の多い店舗では自由化され次第電力契約を見直すといった声が聞かれます。大手のセブンイレブンが乗り換えに踏み切ったことで他社がそれに追随する動きが始まるかもしれません。