電気ストーブの代表的な製品と言えば、セラミックヒーターとカーボンヒーターの2種類になります。
セラミックヒーターは、電熱部に使用されたセラミックが発熱し温風を出す事で部屋を温める仕組みとなっています。
一方カーボンヒーターはというと、発熱体に炭素繊維を使用しているのが特徴になります。
この2種類の電気ストーブの月額電気代や安全性、そして家電としての寿命について紹介します。
1:月額電気代はどうなっている?
まずカーボンヒーターもセラミックヒーターも電気ストーブの1種であり、その仕組みは概ね同じである為、消費電力×使用時間がそのまま電気代となります。
つまりどちらの製品でも、同じワット数で同じ時間使えば電気代は同じなるという事です。
大抵、カーボンヒーターもセラミックヒーターも300W~1000Wの出力の製品が多くなっています。
当然消費電力が低い方で運転した方が電気代は安くなります。
カーボンヒーターは、炭素繊維を使っている事から身体の表面ではやく芯から暖める事が可能な暖房器具です。
その為、同じワット数であってもカーボンヒーターの方がセラミックヒーターよりも体感する暖かさは2倍と言われているのです。
つまり1kWhあたり24円で計算するならカーボンヒーター500Wで1時間あたり12円ハロゲンヒーター1000Wで1時間あたり24円となり理論上では月額電気代も2倍の差がつく事になります。
2:安全性の比較
両者ともに石油燃料不使用のため、安全性は高く空気も汚しません。
最近の製品は、タイマーや自動電源スイッチOFF機能が標準搭載されているため更に安全です。
しかしながら赤ちゃんや幼児のいる家庭ではカーボンヒーターは発熱部が熱くなるので、セラミックヒーターの方がこの場合、安全性は高いと言えるでしょう。
3:寿命はどちらが長い?
カーボンヒーターには寿命があり、およそ5000時間から7500時間が寿命だと言われています。
これは冬期にのみ使用した場合5年~10年使用出来る事になります。
一方セラミックヒーターは、お手入れの仕方にもよりますが10年程度使える事が多くなっています。
寿命的には大体同じかセラミックヒーターの方が長く使用する事が出来るでしょう。
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