ヒーターの中でもとりわけ電気代がお得だと言われているのが「カーボンヒーター」です。
電気代がお得だといわれる理由はその消費電力の低さにあります。
暖房器具は一般的に消費電力が大きく1000Wを超えるものも少なくありません。
しかしながら、カーボンヒーターの消費電力は500W着ることも少ないため電気代がお得な暖房器具として地位を確立しています。
そんなカーボンヒーターですが、メーカーによって電気代の差はどれくらいあるのでしょうか?
5000円前後で販売されているカーボンヒーターを比較してみました。
カーボンヒーターのメーカー比較
売れ筋ランキングでも上位に位置しているメーカー6社の出しているカーボンヒーターについて比較してみました!
※消費電力は各カーボンヒーターの「強」設定のモノを掲載しています。
1時間の電気代に関しては1kWh 25.91円として計算。
一か月の電気代はカーボンヒーターを1日4時間使うと仮定して計算しています。
ざっと数字を並べてみましたが、価格帯の同じカーボンヒーターとはいえ各社用途や見た目を工夫し、消費電力にも差が生まれているようです。
カーボンヒーター同士もさることながら、他の暖房器具と比べてどちらを使ったほうが電気代がお得になるのか、一度は考えたことがあると思います。
今回は一番持ち合わせている組み合わせ多いエアコンと比較します。
3倍以上の差をつけてエアコンがお得
カーボンヒーターにかかる電気代は一般的なモデルである山善のもの(上記表一番上)を使用します。1時間使用すると15.4円です。
使用状況を、
朝に2時間、夜に3時間使用したとすると約77円になります。1ヶ月にすると2,310円になります。
エアコンの電気代は1か月約600円
エアコンを一人暮らしのワンルームと仮定して8畳タイプを使用した場合には1時間4円です。同じように朝2時間、夜3時間使用すると20円です。1ヶ月で600円になりますね。
3倍以上の違いがあります。
温め方の違いが生む金額差
単純に使用時間で計算するとエアコンのみを使用したほうがお得なように感じますが、この違いは温め方の違いから生まれています。
エアコンは設定温度を超えると省電力モードになり自動的に消費電力が下がりますが、カーボンヒーターの場合は常に設定した強さで熱を発するため電気代が高くなっています。
長居するときはエアコン、すぐいなくなるならカーボンヒーター
しかし温まるまでの早さはエアコンよりもカーボンヒーターのほうがすぐれています。
そのため同じ場所に長時間いる場合はエアコンを、
狭い範囲をすぐに温めたい場合はカーボンヒーターを用いることが最も電気代節約になる使い方になります。
カーボンヒーターの電気代比較に関して、メーカーごとの比較、エアコンとの比較は以上です。
暖房器具の買い替えや、電気代を節約したいときに参考にしてください。
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