近年、近距離・小さなスペース用の暖房器具として、カーボンヒーターが注目を集めています。電気を使った暖房器具は他にもいろいろありますが、それらと比べて、カーボンヒーターが素晴らしいと言えるのはどんな点なのでしょうか?
調べてみると、カーボンヒーターが私たちを温めてくれる仕組みが、その長所に大きく関係していることがわかりました。
遠赤外線で効率よくポカポカに
カーボンヒーターは、炭素(カーボン)の繊維に電気を通し、遠赤外線を放射させて体を温めます。
炭素には、体を温めるのに適した波長の遠赤外線を出しやすいという特徴があり、別の導電体を使っているハロゲンヒーターと比べると、その効率は約2倍とも言われています。省エネも期待できますね。
空気の乾燥や、一酸化炭素中毒の心配はなし
遠赤外線を使った暖房は、部屋の空気ではなく、体(に含まれる水分など)を直接温めます。
そのため、エアコンのように空気が乾燥したり、ファンヒーターのように、室内の一酸化炭素を増やしてしまったりする心配はありません。
立ち上がりが素早く、すぐ温まる
カーボンヒーターは、「暖房→空気→体」と間接的な温め方をするのではなく、体をダイレクトに温めてくれます。
そのため、「暖かい!」と感じるまでのタイムラグもごくわずか。帰宅・入室時の一時的な暖房にもぴったりです。
ファンやモーターを使わず静か
空気を温めるわけではないので、暖気を送り出すためのファンやモーターもいりません。その分、電気代も抑えられますし、なにより静かなのが魅力的です。
軽くてコンパクト。移動は女性でも楽々
カーボンヒーターにはモーターなどがないため、本体も軽量化され、すっきりしています。軽々と運ぶことができるので、部屋の間の移動や、シーズンオフ時の収納にも便利です。
いかがでしたか?カーボンヒーターの長所を学んで、適した場面に活用してみてくださいね。
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