目次
一人暮らしを始めると毎月かかる光熱費が気になります。
携帯代に、ネット代、電気代に、ガス、水道代といろいろな光熱費が毎月かかります。
携帯代やネット代は定額で予測ができるとしても、電気代・ガス代は季節によって大きく変わってしまいます。
電気代もガス代も両方基本料金がかかるのは、いやだということでオール電化住宅を選んで入居している方やオール電化を検討している方も多いのではないでしょうか。
基本料金が電気にしか、かからないからお得と思いがちなオール電化ですが、実際はどうなのでしょうか?
オール電化の電気代は?
実際にオール電化の賃貸住宅に住んでいるSさんを例にして、オール電化の電気代を見てみましょう!
Sさんの電気契約
20代社会人のSさんはオール電化の賃貸マンションに住んでいます。
オール電化なのでガスは一切使いません。コンロはIHで、給湯器は電気温水器です。
電気温水器は深夜にまとめて1日分のお湯を沸かしておきます。
そのため、この電気温水器だけ深夜電力の別契約を行います。
オール電化の電気代
このような電気契約を行っているSさんの電気料金はどのくらいなのでしょうか?
Sさんの電気代は以下のようになっています。
深夜電力の方は電気温水器のみの使用なので、変動することはほとんどありません。
一方、従量電灯Bの方は季節や使用状況によって変動します。
Sさんへのアドバイス
Sさんはどうすれば、電気代を安くかつ快適に使う事ができるのでしょうか。
契約内容の見直し
一人暮らし世帯の平均的な電気契約は従量電灯Bの30Aです。
オール電化家庭でIHを使うので同時に大容量を使う事が想定されますが、30Aでも問題ないように思われます。
新電力の可能性
Sさんは電力自由化後はどのようにすればよいのでしょうか?
考えられることは3つです。
セット割の可能性
ポイント付与の可能性
スマートメーターによる一括契約の可能性
セット割の可能性
20代で一人暮らしのSさんはインターネットの契約や携帯電話の契約をしています。
これらの費用は月々かかるものです。
もし、通信会社やインターネットプロバイダを電力会社として選んだならセット割が適応されて電気代と通信代の合計金額は安くなります。
ポイント付与の可能性
このまま東京電力と契約しているだけでも今後電気代に対してTポイントやpontaがもらえるようになります。
5%、10%のポイントが付くだけでも正味の電気代が安くなりますね。
スマートメーターによる一括契約の可能性
これから電力自由化に合わせてスマートメーターの普及が進みます。
今までは1カ月単位での電気使用量しかわからなかったものがこれからは30分単位での電気使用量が分かるようになります。
賃貸住宅の場合は管理者の方針にもよりますが、深夜契約をわざわざ分割しなくても良くなる可能性があります。
オール電化の電気代ってどうなの?という事についてSさんを例に具体的に考えてみました。Sさんは電気温水器だけを別契約にするという少し特殊な例でしたが該当して困っている方も多いのではないでしょうか?もし、他に知りたい例があればコメントに残していただけると特集します!
次ページ⇒【オール電化の方必見!電気代を高くしている原因はここだった!】