電子レンジの温め機能に加えて、お菓子作りやグリル調理などの「焼く・煮る・蒸す」といった場面にも重宝するのが、オーブンレンジ。
さまざまな機能を持つオーブンレンジは、電子レンジよりも使用時間が長くなるだけに、電気代も気になるところ。
使用目的ごとに、電気代の目安を見ていきましょう。
電子レンジ機能での短時間加熱なら、1円未満〜数円
オーブンレンジには、一般の電子レンジ(500〜600W)よりも強い出力(900〜1000W程度)でレンジ機能を使えるものが多いようです。
電気代を考えると、一般の電子レンジよりも負担が大きくなるように思えますが、実は、強い出力を生かして短時間で加熱を済ませることができるのです。
ターンテーブルの回転や照明なども合わせた消費電力は、900W出力の機種で1400W前後。この900Wの出力でご飯1杯分を温める場合、電気代の目安は1回0.4円未満です(加熱時間40秒、1kWhあたり23円として計算)。
大皿のおかずを温めるとしても、電気代は1回で数円と控えめです。
オーブン・グリル機能での調理は、予熱も含めて10円〜20円程度
続いて、オーブンレンジ特有の調理機能について見てみましょう。オーブンやグリルを使用する場合、時間あたりの消費電力はレンジ機能よりもやや少なめの、1300W前後です。ただし、オーブンは使用時間が長くなるため、電気代はレンジより高くなります。
余熱8分、焼き時間20分の調理を考えてみましょう。この場合、オーブンレンジを稼働させている時間は合計28分で、電気代の目安は1回約14円となります。
調理時間によって異なりますが、多くの焼き菓子や料理は10〜20円程度の電気代になることが多いようです。
オーブンレンジの購入・使用の参考にしてみてください。
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