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エコキュートご利用の方必見電気代節約術。契約プランは見直していますか?
電気料金メニューを選択する場合、ご家庭でお使いの電気器具に応じた選び方が大事です。
特に電気代を大きく左右するのが、給湯器です。給湯器は、朝晩の料理の他、お風呂などにも使われるので、料金メニューや機器の省エネ性能に注意を払う必要があります。
エコキュートは深夜にお湯を沸かしている。
給湯に必要なエネルギーは、電気、ガスを含めて家庭で消費するエネルギーの約3割を占めます。この割合は、エアコンなどの冷暖房エネルギーの消費量に匹敵します。給湯器には、ガス給湯器もありますが、電気料金を考える場合は、電気温水器、エコキュートなどを選択することになります。電気温水器、エコキュートはともに深夜の電気でお湯を沸かし、昼間に使うことが基本になっています。
深夜が安くなるプランで電気代節約!
そのため、電気料金メニューとしては、深夜時間帯の料金を選ぶことになります。
深夜時間帯の料金は、電力会社によって少しずつ異なりますが、大体午後11時から午前7時までを対象にしています。その間の電力料金は、昼間のざっと3分の1と大変安くなっています。温水器、エコキュートはいずれも、当然のことながら、この時間帯の安い料金設定を選択します。とはいえ、機器によって、月々の電気代に大きな差があります。
お湯を沸かす仕組みに違いがある
というのも、電気温水器とエコキュートでは、お湯を作るシステムがまったく違うからです。電気温水器は、利用の歴史が古く、多くのご家庭で普及しています。しかし、電気温水器は文字通り電気でお湯を沸かすので、システムとしては電熱線(ヒーター) が使われています。それに対してエコキュートはヒートポンプによってお湯を沸かす仕組みです。ヒートポンプは、冷蔵庫やエアコンなどにも使われていますが、ポンプという名前のとおり、熱を空気中などから汲み上げ、その熱で冷媒(熱を伝える媒体)を圧縮したり、膨張させたりすることで、高温や低温を作り出す仕組みです。
エコキュートのキャッチフレーズとして「空気でお湯を沸かす」といった表現がみられますが、それも、その仕組みから来た表現です。ヒーターなどの熱源を使わず、冷媒の圧縮、膨張に電気エネルギーが使用されるだけです。そのため、電気代は、電気温水器に比べ約3分の1といわれます。ただし、エコキュートは初期のお値段が高く、メンテナンス費用も温水器に比べ多くかかります。その辺を考慮して機器を選ぶ必要があります。